商品詳細：Op.6&Op.7はそれぞれヴィヴァルディ6・7作目の出版曲集。初版楽譜には「5つの楽器のための協奏曲、3つのヴァイオリン、アルト・ヴィオラ、通奏低音のための」と記されている。「5つの楽器のための～」は、この時代の独奏協奏曲の典型で、4声の合奏+独奏楽器の構成を指す。Op.6は6曲全てVn協奏曲の形をとり、Op.7は全12曲から成り、一部当時の人気を考慮してかオーボエ協奏曲が組み込まれている。イ・ソリスティ・ヴェネティは'59年にシモーネが設立したイタリア・ヴェネツィアを本拠地とする楽団。ヴィヴァルディやアルビノーニの全曲録音の他、マイナーな作曲家を積極的に取り上げ、古楽・バロック音楽も精通している。合奏の色彩豊かな響きが立体的に空間を包む中、その合間を縫う独奏ヴァイオリンやオーボエの情緒豊かな歌が素晴らしく、彼らのアンサンブルにはどこか即興性も感じられ、バロック期特有の表現の自由さがとてもよく出ている演奏。(KT)

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