商品コード:BOX-1548[仏RCA] A.ルービンシュタイン(pf) / ショパン:夜想曲集(全19曲)

[ BOX-1548 ]



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商品コード: BOX-1548

作品名:ショパン:夜想曲集(全19曲)
演奏者:A.ルービンシュタイン(pf)
プレス国:
レーベル:仏RCA
レコード番号:630 507-8
M/S:M
枚数・大きさ:(2)
評価/レコード:A7/6
評価/ジャケット:
キズ情報:未洗浄, 1枚目背景音出る箇所あり,両面とも微か数回出る凹凸複数あり,2枚目A面11h:微か20回程度出る線型の凸,他にも同程度で出る線型の凸多少あり
レーベルタイプ:
ジャケット:
トピックス:薄アズキ/銀サークル外溝GG/フラット各1枚(LM 2175-6), 表コート箱(折返表コートジャケ入り), リブ無し, 薄アズキ色の最初期外溝AREAプレス, 2枚ともフラットが存在するがレーベルデザインは2枚とも初出レーベルデザイン!'49-50年の2回目全集 キズ情報続き→B面12h:極小~小程度で1回出る溝に沿ったスレ, 3h:極小2回出るスレ, B面やや全体にわたり目視出来ない箇所などで極小~箇所によっては小程度でやや目立つパチ音出る,

商品詳細:ルービンシュタインは都合3回の夜想曲全集を録音している。これはSP(1936-7年)の後の1949-50年モノラルによる2回目録音である。最初のLP録音ともいえる。音源は米RCAだが欧州各国のEMIグループレーベルからも発売された。さすがに米LM盤では聴く気になれないが、これはフランスプレスで、音質は驚くほど良い。同一デザインのシングルジャケ2枚で完結する。ステレオでは人気のパッとしないルービンシュタインだが、ホロヴィッツもそうであったように、初期のモノラル録音は別人のような演奏を聴かせてくれる。持ち前の大袈裟な表現は少々付いてまわるが、ピアノの音色は美しく、余韻がある。べったりしない情緒を醸し出す。当時の名人のみが成し遂げてきた二律背反を可能にしている。フランスではFALP 210-1では発売されたが初期仏RCAの音質もなかなか良い。ジャケのデザインも英・米とは異なる良い雰囲気を出している。有名なOp.9-2はVol.1に入る。夜想曲全集は現在21曲演奏されるのが通常だが当時は19曲とするのが普通だった。因みにここにはない夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作)は映画『戦場のピアニスト』で用いられた。「Lento con gran espressione」という題でも知られる。また夜想曲第21番 ハ短調(遺作)が最後の曲。ルービンシュタインは1960年代のステレオばかりが出回っていて、RCAが売りたかったのも確かにそこなのだが、既に80歳に達した老人の余芸であったことを忘れてはならない。ステレオ録音のルービンシュタインは彼の人生の後半部分であって絶頂期とは言い難いのである。この2回目夜想曲全集が録音されたSP期の後期~モノラル期は間違いなく黄金期であり、ルービンシュタインという歴史に名前を刻んだ一人のピアニストの魂に触れることができる録音!

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