商品コード:1328-008b[Club Français] K.リステンパルト指揮 T.シュティヒ・ランダル(s) 他/ バッハ:マニフィカトB.243, カンタータ51番
商品コード: 1328-008b
商品詳細:リステンパルトの数少ないカンタータの一つ。ランダルをフィーチャーしたB.51とマニフィカト。特にマニフィカトは数ある録音の中でもだんとつに光る演奏。もしも再発のMUSIDISCで聴いておられる方は要注意だ。MUSIDISCでは本来の音が出ていない。本物はクリュブ・フランセにこそある。クリュブ・フランセの音は、密度が高く温かい。そして、何より音楽的である。最も洗練されたマニフィカトの一つ。この頃のランダルも良いが、リステンパルトが最高!! リステンパルトのLe Club Français Du Disque録音の一つだが、このシリーズは、どれも素晴らしい仕上がりだ。録音はザールランドのドイツ側で行われており、様式的には完全にドイツのものだが、フランスのセンスを持ち込んだことが成功している。録音も良く、ずっしりしてしまいがちなこの時代のカンタータ録音において、非常にバランスの良い演奏。明快なソロ楽器と合唱とのコントラストが美しく、指揮者の力による所が大きい。リステンパルトは1950年前後まだベルリンに居た頃から放送録音で盛んにバッハのカンタータを録音していて、当時ドイツで最もカンタータに精通していた指揮者の一人であることは疑いの余地がない。しかしドイツのDGGやELECTROLAなどのメジャーレーベルはリステンパルトに対し冷淡であった。それで団員ごとベルリンからフランスに近いザールブリュッケンに移住することになったのではなかろうか。それともF.レーマン等のスタイルと比べ、時代の先を行ってしまっていたからだろうか。そのあたりは実際に耳にしてご判断いただきたい。リステンパルトは1950年代初期からフランス・レーベルにはDFにカンタータ録音がある。この2回目録音は1965年頃行われ、当初3桁番号の305でモノラル/ステレオが同一番号で同時発売された。その後1968年頃ステレオのみ2305に番号変更され再版された。Le Club Français Du Disqueには通常みられる形。1967年にカール・リステンパルトは亡くなる。それに影響されLe Club Français Du Disqueも約1年後に閉鎖した。
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