商品コード:1335-057p[ASTRÉE] J.サヴァール(バス・ヴィオール)/ アントワーヌ・フォルクレ:ヴィオールのための第1, 2組曲

[ 1335-057p ] Antoine Forqueray, Jordi Savall, Ton Koopman, Christophe Coin



通常価格:¥ 5,500 税込

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商品コード: 1335-057p

作品名:アントワーヌ・フォルクレ:ヴィオールのための第1組曲 ニ短調-- Allemande La Laborde--La Forqueray-- La Cottin--La Bellemont-- La Portugaise-- La Couperin | ヴィオールのための第2組曲 ト長調-- La Bouron--La Mandoline--La Du Breüil-- La Leclair--Chaconne. La Buisson
演奏者:J.サヴァール(バス・ヴィオール)T.コープマン(cemb)C.コワン(バス・gamb)
プレス国:フランス, France
レーベル:ASTRÉE
レコード番号:AS 19
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル・タイプ】----ベージュ/茶, 6時にSTÉRÉO, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:AS 19, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:Y-37-2C/Y-38-2C (ストレート小文字スタンパー・ASTRÉEタイプ), ASTRÉEステレオ録音英国マスターを示すY-***で始まりレコード番号を含まない専用のマトリクス使用, 補助マトリクス:AS 19 A/AS 19 B (手書きの面割マトリクス), 再補助マトリクス:1/1(9時に相当), 英DECCAマスターだが仏PHILIPSプレスと思われる , 1970年代スタンパーを用いた1978年頃の製造分, モノラル存在せず, レーベルに別の色とプレスが存在する可能性が高いがASTRÉEの特徴であり順番は不明, これより古いステレオレーベル存在しないと思われるが全てオリジナル・タイプとする, 最古レーベル・最厚プレスの一つである, RIAAカーヴである, ASTRÉE音源によるASTRÉE制作プレス不明, ASTRÉEはValoisの古楽研究部門レーベルとして別レーベル扱いだが音源が流用される場合もある, 工場:不明, オリジナル・タイプ, original type
ジャケット:【フランスでのオリジナル・タイプ】----見開両面コート背黒, Atelier de Recherche Valois., 表記されたジャケット番号:AS 19, Price Code:AD 052, 背文字:あり(白色・黒背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットであると思われる), 製作:Auvidis-Astrée.by Michel Bernstein., 印刷:Imprimerié Offset-France, これより古いジャケット存在せず・但し色の濃淡または色違いよるヴァージョン違いあり順番は不明, オリジナル・タイプとしている, original type
トピックス:【入荷3度目の希少タイトル】----1977年10月イル=ド=フランス・イブリーヌ・サン・ランベール・デ・ボワのロマネスク様式の教会(Église Romane de Saint-Lambert-des-Bois, Yvelines, France)にてステレオ録音, 録音技師:Dr. Benjamin Bernfeld / Pere Casulleras, プロデューサー:Michel Bernstein, 1978年Astrée.Michel Bernsteinによりコピーライト登録・同年ASTRÉE:AS 19(当装丁・又は別の色レーベル)にて初リリース, ASTRÉEはValoisの古楽研究部門レーベル, 使用楽器/バス・ヴィオール(サヴァール):1697年製Barak Normanのロンドン製・7弦ヴィオラ・ダ・ガンバ, バス・ヴィオール(C.コワン):1720年製Guy Derat/Nicolas Bertrand伝・7弦ヴィオラ・ダ・ガンバ, チェンバロ(コープマン):1729年Pierre Bellot製(Chartres L'archeveche Musee所蔵), AS 19はなぜか英DECCAにマスターだけを製造委託したものと思われる(プレスは仏PHILIPS), 当社入荷3度目の希少盤!長岡鉄男の外盤A級セレクション第2巻108掲載盤, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+, Astréeは高音質オーディオファイル・レーベル!, ASTRÉEはマイナーレーベル故自社工場を持たず全て小ロットで発注されたため、プレスに一貫性・規則性がなく同一番号に複数のプレスが存在し順序の見極めは困難である, その為レーベルは全てオリジナル・タイプ・ジャケットも全てオリジナル・タイプとして表記する

商品詳細:ジョルディ・サヴァールは1941年スペイン生まれのガンバ奏者。正しくはザヴァーリ。バーゼル・スコラ・カントルムでヴィオラ・ダ・ガンバを学ぶ。1974年にオリジナル楽器使用のエスペリオンXX(現エスペリオンXXI)を設立。1987年に声楽アンサンブルのラ・カペイラ・レイアルを、1989年にはコンセール・デ・ナシオンを設立。ルネサンスやバロックなどの作品を得意とする。フォルクレの組曲は小型のバス・ヴィオール(ガンバ)を想定して作曲されており、ここでは旋律演奏と相性の良い1697年製の小型のバス・ヴィオール(リラ・ヴィオル)を用いる。ガンバよりやや小さく、弦の数が多い特殊な楽器。興味深い音である。当番号は長岡鉄男外盤A級セレクションの108番にあげられたLPでアントワーヌ・フォルクレ( 16712 – 1745)はフランス盛期バロック音楽の作曲家。マラン・マレとともにフランス・ヴィオール界のヴィルトゥオーゾの双璧と呼ばれた。マラン・マレが「天使のようなマレ」と呼ばれたのに対して、フォルクレは表現衝動に富んだ鬼気迫る演奏から「悪魔のようなフォルクレ」と呼ばれた。このような評価は、フォルクレの気性の激しさをも暗示している。サヴァールがヴィオールという楽器の存在を多くの録音で知らしめたことによりマラン・マレやアントワーヌ・フォルクレのようにこれまで全くしられることのなかったフレンチバロックの作曲家たちがクローズアップされることとなる。正にヴィオール音楽の立役者と言ってよい音楽家!16世紀後半の音楽の演奏において、アンサンブルの中で装飾を加えていくうちに、書かれた声部から離れて自由に演奏する傾向が生まれ、このような演奏をalla bastardaと呼ぶようになるが、その中でリュート、ハープと並んでヴィオラ・ダ・ガンバが主導的な役割を持つようになり、この用途のために使われたヴィオラ・ダ・ガンバがヴィオラ・バスタルダ(イタリア語)である。通奏低音では無く、ある程度、旋律や即興演奏を演奏できるヴィオラ・ダ・ガンバであり、小型でテナーでもなく、バスでもなく、ちょうどその両者の間の大きさである特殊なヴィオラ・ダ・ガンバである。これを英語で「リラ・ヴァイオル」と呼んだ。フォルクレの組曲はこのヴィオラ・バスタルダ/リラ・ヴァイオルを念頭に作曲された作品らしい。現在ヴィオラ・ダ・ガンバとヴィオールという言葉が混在で使用されているが、両者は同じもので、ヴィオラ・ダ・ガンバはイタリア語でに日本ではイタリア語で統一されている。ヴィオールはフランス語でフランス作品やフランス製LPのジャケットにはヴィオールと表記される。英語ではヴァイオル、ドイツ語はガンベと国ごとに異なる表記が事を複雑にしている。なお現代ではヴィオラ・ダ・ガンバといえばバス・ガンバを指すが、ASTRÉEのような古楽レーベルではガンバの種類も表記しているので、ジャケット表記がバス・ガンバの場合はバス・Gamb、またはバス・ヴィオールと表記している。

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