商品コード:1335-051p[ASTRÉE] J.サヴァール(gamb)/ マレ:ヴィオール曲集-第2巻
商品コード: 1335-051p
商品詳細:ジョルディ・サヴァールは1941年スペイン生まれのガンバ奏者。正しくはザヴァーリだが日本ではサヴァール又はサバール(WIKI)が通用している。サバールよりサヴァールがより近い為、当社ではサヴァールで統一することにした。ジョルディ・サヴァールはバルセロナ音楽院でチェロを学び、卒業後は独学でヴィオラ・ダ・ガンバおよび古楽を学ぶ。1968年よりバーゼル・スコラ・カントルムでアウグスト・ヴェンツィンガーに師事。研鑽を積み、1973年に師アウグスト・ヴェンツィンガーを継いで後進の指導にあたる。音楽界における傑出した人物として知られ、奏者およびディレクターとして過去40年以上にわたり調査、研究、そして解釈に力を注いでいる。既にクイケンやアーノンクールが古楽録音を始めており、キャリアが出遅れた。本人はこう語っている。「私は古楽を志してから最初のレコーディングをするまでに10年の歳月を費やしました。10年の間、毎日少なくとも8時間は練習した。それだけの時間を費やしてようやく古楽の「語法」が自然に感じられるようになったんです」。1970年代中期からASTRÉEの専属となり、多くの録音を残した。ここでは17世紀後半に作られた古楽器・7弦のヴィオラ・ダ・ガンバ(製作者不明)を使用。フランソワ・クープラン( 1668 - 1733)はフレンチ・バロックを代表する作曲家であり、クープラン一家でも特に有名な人物であり、大クープランと呼ばれる。単にクープランといった場合フランソワ・クープランを指す点はバッハと似ている。4巻・220曲のクラヴサン曲集の他に「通奏低音付きヴィオール曲集」として2つの組曲を残している。ここではヴィオール曲集をサヴァールのヴィオール、ギャレのチェンバロ、スミスの通奏低音(テオルボ)でこれまであまり演奏されたことのなかった作品を収録。この選曲からもASTRÉEレーベルのポリシーを窺い知ることができる。これまでジョルディ・サヴァールには特定の専属レーベルがなく、このLP以前にも録音はあったと思われるが、ASTRÉE録音によって注目され、異色のヴィオラ・ダ・ガンバ奏者として世に知られることとなった。AS 1の成功でその後続々とサヴァール参加のLPが制作され、ASTRÉEレーベルの顔となってゆく。サヴァールは1992年までかかってマレのヴィオール組曲全5巻を録音。しかしLPで録音・発売されたのは順番に第2巻(1975年)、第4巻(1977年)、第1巻(1978年)の3枚3巻にとどまった。CDで第5巻(1983年)、第3巻(1992年)を録音。サヴァールのバーゼルゆずりの正統派スタイルで聴く本格派の演奏。
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