商品コード:1335-047[HMV] J.バルビローリ指揮/ R.シュトラウス:メタモルフォーゼン, エルガー, アレンスキー

[ 1335-047 ] Strauss / Elgar, Arensky – Metamorphosen / Serenade For Strings / Variations On A Theme Of Tchaikovsky Barbirolli


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商品コード: 1335-047

作品名:R.シュトラウス:メタモルフォーゼン(変容) | エルガー:弦楽セレナード ホ短調Op.20, アレンスキー:チャイコフスキーの主題による変奏曲 Op.35a
演奏者:J.バルビローリ指揮ニュー・フィルハーモニアo.---(R.シュトラウス), シンフォニア・オヴ・ロンドン---(エルガー), ロンドンso.---(アレンスキー)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Masters Voice
レコード番号:ASD 2830
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での再版/カップリング変更の初出で追悼盤】----モノクロ切手ニッパー, 6時に白□EMI Made in Gt Britain(外周ラウンド白文字), 9時にSTEREO 33 1/3, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟ1963/1968, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:2YEX 3494-2G /2YEX 4477-2 (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国録音ステレオ製造を示す2YEX***で始まりレコード番号を含まない英国専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス(3時):M/G, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1970年代スタンパーによる1972年頃製造分, それぞれの曲に旧番号と旧レーベル存在する, これより古いステレオ・レーベルは存するが当カップリング変更盤の初出, 当番号の最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在するか不明, カッティング担当の前任者:不明, 当番号にモノラル存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ英国音源のHis Master's Voice製作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England., 英国での再版/カップリング変更のオリジナルでバルビローリの追悼盤と思われる, original for the Number stereo in UK.
ジャケット:【英国での再版/カップリング変更の初出で追悼盤】---表コートペラ, 10時に赤色ベース□EMI 黒色ベース□ ニッパーマーク His Master's Voice, 表記されたジャケット番号:ASD 2830, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸ1963/1965/1968, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号表記ないが当番号では当ジャケットである), 製作:E.M.I.Records (The Gramophone Co. Ltd)Hayes・Middlesex・England , 印刷:Garrod & Lofthouse Ltd., それぞれの曲に旧番号・旧デザイン・ジャケット存在する, カップリング替LP(追悼盤)でこれより古いステレオ・ジャケット存在せず, 当番号の英国でのオリジナル, original for the Number stereo in UK.
トピックス:R.シュトラウス:1967年8月/エルガー:1962年5月10-11日/アレンスキー:1964年9月1-2日・全てロンドン・キングズウェイ・ホールでのモノラル/ステレオ録音, R.シュトラウスは1968年ASD 2376-7(赤白SCニッパーレーベル・マーラー:交響曲6番の余白)にて初リリース, エルガー:1963年にASD 521(W/Gレーベル)にて初リリース, アレンスキー:1965年ASD 646(赤白SCニッパーレーベル)にて初リリース, 1970年7月バルビローリが亡くなり1972年恐らくバルビローリの追悼盤としてこの3曲が選ばれカップリング変更されてASD 2830として発売されたのではないかと思われる, 全て再版だがカップリング変更盤のASD 2830としては初出になる, 音質は十分に良く鑑賞に耐える高音質!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:全く関連のない3つの管弦楽作品を収録したASD番号。録音もまちまちでR.シュトラウス:1967年、エルガー:1962年、アレンスキー:1964年とバラバラである。オケも3曲とも異なる。調べてみると3曲とも既に別の形で既発売された曲であった。アレンスキーは1965年ASD 646で発売されていた。エルガー:弦楽セレナーデOp.20は1963年にASD 521で発売。メタモルフォーゼンは1968年マーラー:交響曲6番の余白に入りASD 2376-7で初リリース。何故1972年の時点で既に発売が済んでいた関連にない3曲が新しい番号を付与されて新たにカップリングされ発売されたのだろう。バルビローリは1970年初来日を目前にして心臓発作により亡くなった。そういえば追悼盤らしきLPはこれまで見たことがない。これは亡くなって少し経つがバルビローリの追悼盤として出されたカップリング変更盤であると考えると納得がいくのである。何故この3曲を寄せ集めたのかという疑問だけが残る。CD時代と異なり、LPには両面があり、更には収録時間に適度な範囲がある。そういう関係で丁度良かったのかもしれない。LPとは案外それが重要だったりする。1972年リリースなのでモノクロ切手レーベルが初出となる。追悼盤としての存在価値のあるLPである。どの曲にもバルビローリの息がかかった演奏となっている。バルビローリ節が楽しめる珍品集といったLPである。エルガーなどは色々録音しているバルビローリだが、ここで登場する弦楽セレナーデの初出はヴオーン・ウィリアム作品とのカップリングで日本では注目されなかったLPであった。R.シュトラウスとアレンスキーは特に珍しいレパートリーで勿論2曲とも改めて聴いてみるとバルビローリらしさを確認できる演奏である。バルビローリ・ファンには重要な1枚であることは確か。ブラームスやマーラー等ドイツ系作品で優れた録音を残すバルビローリだが、やはりエルガーは切っても切れない関係だろう。特にエルガー弦楽セレナーデの演奏はエルガーに興味のなかった方にも大きな説得力を持つに違いない。何処までも上品な弦楽の音はいつ聴いても見事というほかない。全て再版となる音源だが、このLPの存在で改めて注目すべき演奏であったことが確認されるはず。

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