商品コード:1335-037[HMV] G.カンテッリ指揮/ チャイコフスキー:交響曲6番「悲愴」

[ 1335-037 ] Tchaikovsky - Guido Cantelli Conducting The Philharmonia Orchestra – Symphony No.6 In B Minor ("Pathétique")



通常価格:¥ 7,700 税込

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商品コード: 1335-037

作品名:チャイコフスキー:交響曲6番Op.74「悲愴」/ Adagio - Allegro Ma Non Troppo - Andante - Moderato Mosso - Adagio Mosso - Allegro Vivo - Andante Con Prima - Andante Mosso--Allegro Con Grazia-- | --Allegro Molto Vivace--Final: Adagio Lamentoso - Andante - Tempo I - Andante Non Tanto - Andante
演奏者:G.カンテッリ指揮フィルハーモニアo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Masters Voice
レコード番号:ALP 1042
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7 : ALPのフラット盤が盤質7という事だけで貴重・盤質7/6や6または5が普通である
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金大ニッパー中溝, 6時にAngelマーク 下にMade in Gt Britain(外周ラウンド金色文字), 9時にSpeed 33 1/3 R.P.M, 3時にNon -Breakable, フラット重量(ALPに90度に切れたフラットは存在しない), Rights Society:なし, Ⓟなし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:2XEA 325-1N/2XEA 326-2N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループ英国録音モノラル製造を示す2XEA***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルNは不明, 補助マトリクス(3時):A/G, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代のスタンパーによる1953年頃の製造分, 金大ニッパー中溝レーベル・フラット重量盤の最初期分, 旧番号存在せず, 英国でこれより古いレーベル存在せず, 英国で最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループ英国音源のHis Master's Voice制作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---見開コロネーション中入れ紙背ベージュ布貼, 表記されたジャケット番号:ALP 1042, Price Code:なし, 背文字:なし, ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:The Gramophone Co. Ltd., 印刷:記載なし・英国製, これが初回デザインのコロネーション・ジャケット, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 後期コロネーション・シングルジャケットと写真ジャケットは1957年以降となる, ジャケは全部で3~4種存在する, 英国オリジナル, original in U.K.
トピックス:1952年10月ロンドン・ロイヤルアルバートホールでのモノラル・スタジオ録音, 録音詳細不明, 1953年The Gramophone Co. Ltd.によりコピーライト登録・同年His Master's Voice :ALP 1042(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, フランスではFALP 319で初リリース, ALPのフラット盤で盤質7は貴重, この録音がHis Master's Voice で最初のチャイコフスキー:交響曲6番「悲愴」の録音となった, カンテッリは1956年ニューヨーク行きの航空機が離陸に失敗し急逝・スカラ座の音楽監督就任直前のことだった

商品詳細:カンテッリ初期のモノラル録音、特別レアではないが改めて聴いて、やはりこの演奏が'50年代初頭とは思えない斬新な演奏である。この演奏にイタリア人カンテッリの美学が詰まっているとさえ言える。後にベートーヴェン7番のステレオ等で人気を博したが、それは音響だけの事ではない。カンテッリならではの陽性の曲の解釈が、聴く者の心を捉えるからに他ならない。トスカニーニ譲りのテンポ感と独自の明るさが、音楽を親しめるものにしている。1953年フラット盤が見開コロネーション中入れ紙背ベージュ布貼ジャケット入りで初リリースされた。このジャケットに入る最初のフラット盤で状態の良い盤は殆どないのが現実。カンテッリは前途を嘱望されながら1956年11月24日、飛行機事故のため36歳で夭折した天才型の指揮者。トスカニーニが彼の才能を絶賛し自身の後継者と目していたという。ところがトスカニーニにより先に亡くなってしまった。その為録音は少ない。この録音では記載はないがデニス・ブレインも団員として演奏している。演奏はトスカニーニと似ているというわけではない。カンテッリの方が緻密であり抑制が効いている、いわば理知的といえる。テンポ感覚に優れ、オケのドライブが細かい上に良くコントロールされている。フィルハーモニアo.がまるでカンテッリの手足のように動いている。これはフィルハーモニアo.を掌握したとされるクレンペラーよリも更に上のレベルではないだろうか? このような正確無比な演奏が1952年に録音されていたことが驚きである。あと10年生きていれば、カラヤン、クレンペラーのその後があったか怪しくなる。

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