商品コード:1335-035[HMV] A.トスカニーニ指揮/ ドビュッシー:3つの交響的素描「海」, ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲

[ 1335-035 ] Debussy / Ravel - Toscanini, N.B.C. Symphony Orchestra – La Mer / Daphnis And Chloe


通常価格:¥ 9,900 税込

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商品コード: 1335-035

作品名:ドビュッシー:3つの交響的素描「海」--1.海上の夜明けから真昼まで--2.波の戯れ--3.風と海の対話 | ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲(全曲)--1.夜明け--2.無言劇--3.全員の踊り
演奏者:A.トスカニーニ指揮NBCso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Masters Voice
レコード番号:ALP 1070
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7 : ALPのフラット盤が盤質7という事だけで貴重・盤質7/6や6または5が普通である
評価/ジャケット:A : 裏面にラミネート剥がれあり・補修済み
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金大ニッパー中溝, 6時にMade in Gt Britain(外周ラウンド金色文字), 9時にSpeed 33 1/3 R.P.M, 3時にNon -Breakable, フラット重量(ALPに90度に切れたフラットは存在しない), Rights Society:BIEM/N.C.B, Ⓟなし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:E1 LRC 241-21S/E1 LRC 3816-21S (ストレート小文字スタンパー・RCA/EMIタイプ), EMIグループRCA米国録音モノラル製造を示すE1 LRC***で始まりレコード番号を含まない米国型英国専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス(3時):O/A, 再補助マトリクス(9時):A2 13/A1, 1950年代のスタンパーによる1954年頃の製造分, 金大ニッパー中溝レーベル・フラット重量盤の最初期分, 旧番号存在せず, 英国でこれより古いレーベル存在せず, 英国で最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループの米国RCA音源のHis Master's Voice制作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国でのオリジナル, original in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:1070, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England., 印刷:記載なし・英国製, コロネーションデザイン存在せず, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK.
トピックス:海:1950年6月1日ニューヨーク・Studio 8H, NBC Studios, New York.・でのモノラル録音, 「ダフニスとクロエ」第2組曲:1949年11月21日ニューヨーク・カーネギーホール(Carnegie Hall)でのモノラル録音, 「ダフニスとクロエ」第2組曲のみ米国では1951年45回転7"×3:WDM 1583にて初リリース, 同年12"LPがLM 1043(「ダフニスとクロエ」第2組曲+ベートーヴェン:レオノーレ序曲3番)にて初リリース, 米国に海+「ダフニスとクロエ」第2組曲というカップリングのLPは存在しない, 英国では当初HMV系SP・12"×3:DB 21453-5(ダフニスとクロエ」第2組曲)にて初リリース, 1951年LM 1221(海+メンデルスゾーン:真夏の夜の夢・6曲)でLPが初リリース, 英国では7"盤は発売されず・1955年当カップリングでHis Master's Voice:ALP 1070(当装丁)にて初リリース, フランスでは1955-6年頃英国(当番号)と同じカップリングで La Voix De Son Maître:FALP 160にて初リリース, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:トスカニーニ/NBCの米RCA録音、英ALP。仏系指揮者のラヴェル/ドビュッシーとはかなり異なるが、熱気のある彼ならではのスタイルで貫かれている。今改めて聴いてみると、オケが本当に熱い、内に炎を感じる。表面的な技術よりも真に内側が燃え上がっていると言った演奏だ。アンゲルブレシュトラのフレンチ・スタイルとは根本的に発想が異なるがこれはこれで意外な説得力あり! 大推薦!! フラット盤の入荷は殆どない!各国からも出るが、さすがにALPの音は素晴らしい!トスカー二はフランス作品も得意としており、ドビュッシーは「海」以外にも牧神の午後への前奏曲 (1953年2月13/14日, カーネギー・ホール)、管弦楽のための『映像』~イベリア (1950年6月2日, Studio 8H)、夜想曲~雲/祭り (1948年3月27日, カーネギー・ホール)の録音がある。フランス的とは言えないまでもラテン的な輝かしさがあり、熱気溢れる演奏である。例によってストレートな直線的パワーのスタイルだがそこには熱さがほとばしる。トスカニーニとドビュッシーは5歳違いで生前から親交があり、1908年スカラ座で「ペリアスとメリザンド」のイタリア初演をしている。トスカニーニはドビッシューをイタリアヘ招待したが来られなかった。しかし、ドビュッシーはパリでのトスカニーニの演奏する「海」を聴き、絶賛を惜しまなかったという。ドビュッシー作品の国際的な普及者であったらしい。トスカニーニが初めてドビッシュー作品を指揮したのは1905年で当時ドビッシューはまだ駆け出しの新人であった。そのような時期から積極的に取り上げていたようである。1932年にパリで行なわれたドビッシューの追悼公演で、なんと米国から駆けつけトスカニーニが「海」を代表して演奏したという。それ故「海」の録音は多く、公演会でも頻繁に取り上げていた。CD発売も入れて7種の録音があるらしい。これが最後のスタジオ録音と思われる。「海 」に関しては特別テンポが早いという印象はなく、ドビッシューらしさを損なわない程度のメリハリのある演奏である。B面の「ダフニスとクロエ」第2組曲には逸話のようなものはないが、同様のスタンスで曲の旋律線が明確であり、ぼやけた印象がまったくない聴きやすさがある。やや前のめりの表現にトスカニーニの個性が出ている。

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