商品コード:1335-032[HMV] A.トスカニーニ指揮/ ベートーヴェン:交響曲5番「運命」, 8番

[ 1335-032 ] Beethoven, Toscanini ‎- Beethoven Symphonies Nos. 5 And 8



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商品コード: 1335-032

作品名:ベートーヴェン:交響曲5番Op.67「運命」 | 交響曲8番Op.93
演奏者:A.トスカニーニ指揮NBCso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Masters Voice
レコード番号:ALP 1108
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A : 一部ラミネート剥がれあり
キズ情報:A面3時に極小4+微かに35+極小52回出る点群, 7時に微かに~極小14回出るスレあり
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金大ニッパー中溝, 6時にAngelマーク 下にMade in Gt Britain(外周ラウンド金色文字), 9時にSpeed 33 1/3 R.P.M, フラット重量(ALPに90度に切れたフラットは存在しない), Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:E2 RP 4362 23S /E2 RP 4363 17S (ストレート小文字スタンパー・RCA/EMIタイプ), EMIグループRCA米国録音モノラル製造を示すE2 RP***で始まりレコード番号を含まない米国型専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス(3時):R/A, 再補助マトリクス(9時):A2 1/A1 1, 1950年代のスタンパーによる1954年頃の製造分, 金大ニッパー中溝レーベル・フラット重量盤の最初期分, 旧番号存在せず, 英国でこれより古いレーベル存在せず, 英国で最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, EMIグループの米国RCA音源のHis Master's Voice制作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国でのオリジナル, original in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 表記されたジャケット番号:ALP 1108, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England., 印刷:記載なし・英国製, コロネーションデザイン存在せず, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK.
トピックス:1952年3月22日ニューヨーク・カーネギーホールでのモノラル録音, 録音詳細不明, 最後の放送録音, 英国では1952年Radio Corporation Of Americaによりコピーライト登録・同年米RCA:LM 1757(アズキ/銀サークル中溝レーベル・厚紙ジャケット入り)にて初リリース→LM 6901, 英国では1954年3月英His Master's Voice:ALP 1108(当装丁)にて初リリース→1956年頃同一番号(金大ニッパー段付レーベル・グルーヴガード厚手盤)にてRIAAカーヴ化されたオリジナルがリリース, 1959年英RCAでも英RCA:RB 16103(4+5番)/?(8番+?), 中溝レーベル・フラット重量盤の入荷はあるがかなり希少で盤質も問題が多い, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:他の指揮者では、1/8番という組み合わせが多いが、トスカニーニのテンポでは5/8番が可能になる(B.ワルターも5/8番だった)。フルトヴェングラーとトスカニーニという対極にある2人の大指揮者が、同じHMVの同一シリーズから出ていたというのも面白いが、時代というのは不可思議なもので、フルトヴェングラー優位の時代は終わろうとしている。今、改めて、このテンポと表現が再評価されている。音質は非常に良い!トスカニーニ・ファンよ大手を振って歩け! 尚ある学者による見立てではフルトヴェングラーとトスカニーニの人気の推移はその時期の景気をある程度反映するという説である。景気が良い時期にはフルトヴェングラーが優位となり、景気が後退するとトスカニーニの人気が上がり始めるという。27年間の営業を続けてきた経験からこの説は実体験で信憑性が高いと言わざるを得ない。レコードのトレンドも経済学で推理できることに驚いたが、それが現実であることを見ると、人間の行動理論は本当にあるのだと認めざるを得ない。フルトヴェングラーの絶頂期は今完全に終息している。トスカニーニが素敵に感じてしまう空気が今世の中を支配しているようだ。ところでフルトヴェングラーには弟子はおらず後継者もおらず一代限りの芸風を持った指揮者であり、対してトスカニーニはフルトヴェングラー以外の全ての指揮スタイルの中興の祖であるという説も多く耳にすると思われる。この説も説得力があり、マクロ的な目で見て大きな間違いはないと感じる。「現代のほぼ全ての指揮者はトスカニーニを源流としている」--という解釈が成立する。一見粗っぽい説だが一理あると思っている。そういう視点からトスカニーニを改めて聴くと新たなことが見えてくるかも知れない。

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