商品コード:1335-014[Harmonia Mundi] S.クイケン(vn)指揮/L.v.ダール(vn)/ バッハ:Vn協奏曲, 2Vn協奏曲
商品コード: 1335-014
商品詳細:1981年頃ドイツのケルン郊外の街・ローマーホンラート・ホンラス福音教会でデジタル録音されたドイツHarmonia Mundiのデジタル録音。ベルギーの古楽器演奏一家で知られるクイケン三兄弟の次男でバロック・ヴァイオリン奏者のシギスヴァルト・クイケン(1944-)のソロと指揮によるラ・プティ・バンドとのバッハ:Vn協奏曲3曲の録音。クイケンたちの古楽奏法は厳格なピリオド奏法で中途半端ではない。1972年にラ・プティ・バンドを結成するとHarmonia Mundi他、古楽器を扱うレーベルから引っ張りだこになり、一躍古楽器界の寵児となった。レオンハルトたちとの連携も密接で常にピリオド界の中心にいたと言ってよい。そのシギスヴァルト・クイケンが満を持して製作したのが当LPである。古典楽器、古楽器に関わらず、ヴァイオリン奏者ならば一度は挑戦を強いられる定番曲であり、出来次第でその素性が世界に知れ渡る恐れ多い曲でもある。彼らは普段通りの独自のスタイルで全く普段のような演奏に終始した。B.1043ではルシー・ファン・ダールがVnを務める。ダールはオランダ室内管弦楽団からレオンハルト・コンソートを経てラ・プティ・バンドに参加した女性ヴァイオリン奏者。2009年ジギスヴァルト・クイケンはベルギー政府から文化功労賞を受賞した。アンチ・ピリオド奏法のファンから見ればどれも同じように感じられる奇矯なアクセントでサラサラと薄味の演奏に聴こえるが、古楽器団体の中ではトップランクに位置する演奏である。
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