商品コード:1335-008p[PHILIPS] イ・ムジチ R.ミケルッチ(vn)/F.アーヨ(vn)/ バッハ:Vn協奏曲1, 2番
商品コード: 1335-008p
商品詳細:アーヨとミケルッチが1曲ずつ担当したイ・ムジチの最初のバッハVn協奏曲集。モノラル発売では二人で弾いた2Vn協奏曲B.1043も入るバッハ:協奏曲3曲入り。ステレオは1/2番の2曲入りで発売された。ステレオはHIFIステレオで出ていて音質も大変良い。ゆっくりしたテンポで悲愴さはなく、イタリア的雰囲気での家庭的演奏。音ばかりではなく、この深刻さの微塵もないスタイルがイ・ムジチのバッハであり、イタリア勢の中でもローマに本拠を置くイ・ムジチの特徴である。それぞれのソロに個性が滲み出ていて、2つの曲の性格を弾き分けている。青い海と空を感じるバッハで、このようなスタイルも全てを受け入れてしまうバッハ作品の懐の深さを見せつける演奏。「イ・ムジチ」は、イタリア語で「音楽家達」(The Musicians)を意味する。「イ・ムジチ・ディ・ローマ(伊: I Musici di Roma「ローマの音楽家達」)」の名でも知られる。当時18歳のフェリックス・アーヨが中心となって同学院の卒業生12名が集まって結成、翌1952年のヴェネツィアの音楽祭で演奏デビューを果たす。楽団としては専門の指揮者を置かず、バロック時代と同様にコンサート・マスターが指揮を行いつつ、楽員全員の調和で音楽を作り上げる形式を採る。編成はヴァイオリン6挺、ヴィオラ2挺、チェロ2挺、コントラバス1挺、チェンバロ1台の12人。彼らの演奏するヴィヴァルディの『四季』はバロック音楽ブームの火付け役になったと言っても過言ではない。イ・ムジチ合奏団演奏による『四季』は1995年時点の日本において、6種の録音の合計で280万枚を売り上げている。特に3回目の録音(ロベルト・ミケルッチ独奏、1969年)は日本で初めて(アナログレコードとしては今も唯一)の、クラシック音楽でのミリオンセラーを記録した。フェリックス・アーヨが初代コンサート・マスターを務めた。
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