商品コード:1335-002p[DGG] H.ロスバウト指揮/ シベリウス:管弦楽曲集/フィンランドは目覚める, 悲しきワルツ 他

[ 1335-002p ] Sibelius, Berliner Philharmoniker •Hans Rosbaud



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商品コード: 1335-002p

作品名:シベリウス:管弦楽曲集/交響詩「フィンランディア」Op.26(全7曲)~第7曲 フィンランドは目覚める, 付随音楽「クオレマ(死)」Op.44~第1曲 悲しきワルツOp.44-1 | 交響詩「4つの伝説曲/レミンカイネン」op.22~第2曲 トゥオネラの白鳥Op.22-2, 組曲「歴史的情景」1番Op. 25~第3曲 祭り(ボレロ)Op.25-3
演奏者:H.ロスバウト指揮ベルリンpo.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DGG
レコード番号:17 025 LPE
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】---チューリップALLE内溝, 3時に□M33, フラット重量 , Rights Society:BIEM, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:32306 STS/32307 STS (ラウンド中文字スタンパー・DGG旧タイプ), DGG録音・モノラル製造を示す3***で始まりレコード番号を含まない初期専用マトリクス使用, 補助マトリクス(Time code):M4 L/M4 I, 再補助マトリクス:幅広面割マトリクスあり・17 025 A/17 025 B, 両面にMade in Germanyの刻印あり, カッティング担当:イニシャルSTSは不明, 両面とも1954年12月製造のスタンパーを使った1954年頃製造分, ALLE/フラットの最初期分, チューリップALLE内溝>白LP33 1/3<レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 旧字体初期マトリクス, 日付付きTime codeマトリクス存在せず, ラウンドで幅広レコード番号マトリクス付き, 更に古いマトリクス存在せず(枝番なしの最古タイプ), ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, DGG音源のDGG製作プレス, 工場:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), オリジナル, original
ジャケット:【ドイツでのオリジナル】---薄/濃色2色刷り共通デザイン見開糸縫中入, 6時にLangspielplatte 33(青色文字), 表記されたジャケット番号:17 025 LPE, Price Code:なし, 背文字:なし(初期タイプ), ジャケ裏年号:1.55, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:1.55(当ジャケットである・一致), 製作: Deutsche Grammophon Gesellschaft GmbH, 印刷:記載なし・ドイツ製, 10"でこれより古いジャケット存在せず, 10"最古ジャケット, 1956年分からイラスト・シングル・ジャケットになる, 共通デザイン見開は特に希少!オリジナル, original
トピックス:【共通デザイン見開ジャケット入り・初入荷!】---1954年11月ベルリン・ベルリン・ダーレム・イェズス・クリストゥス教会RIASスタジオでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1955年Deutsche Grammophon Gesellschaft GmbHによりコピーライト登録・同年DGG:17 025 LPE(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 共通デザイン見開ジャケット入りは当社初入荷の希少盤、市場の大半は翌年から変わるイラスト・シングル・ジャケットになる, ロスバウトのDGG初期録音, 交響詩「4つの伝説曲」の楽譜は初版と1954年版の順序が入れ替わっており「トゥオネラの白鳥」は初版では3番だが現在は2番とされる・レーベル表記は初版の3番となっている, 1957年3月に, 『カレリア』組曲op.11, 交響詩 『タピオラ』 op.112の2曲が録音され10"の4曲+2曲で12"化され19 185 LPEMで12"リリースされた, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:ハンス・ロスバウト(1895-1962)のDGG時代の古いモノラル録音。ロスバウトはDGGにシベリウスを幾つか録音していおり、1954年11月と1957年3月の2回あった。これは1954年11月分の4曲を収めた10"盤。1957年3月に『カレリア』組曲op.11/交響詩 『タピオラ』 op.112の2曲が録音され、10"分の4曲とカップリングされて12"・19 185 LPEMで1957年に発売された。10"盤分の4曲は勿論この10"盤がオリジナルとなる。但し12"は極めて希少。1954年のベルリン・フィルハーモニーo.は丁度、1922年から20年以上ボスとして君臨してきたヴィルヘルム・フルトヴェングラーが常任指揮者となった年である。簡単に客演が許されるような状況ではなかったはず。しかしフルトヴェングラーが11月に亡くなり、次の常任指揮者であるカラヤンが決まるまでの約1年間は主不在の状態であった。ロスバウトはおそらくその混乱期を突いてこの録音を断行したのだろう。ハンス・ロスバウト(1895- 1962)はオーストリア生まれの指揮者。1929年に新設のフランクフルト放送交響楽団の音楽監督に就任。この頃にアルノルト・シェーンベルクやバルトーク・ベーラ、イーゴリ・ストラヴィンスキー、パウル・ヒンデミット、エルンスト・クルシェネクらの作品の上演で名を上げる。1937年には政治的理由からフランクフルトを追われ、ミュンスターの音楽総監督を務めながら雌伏の4年間を過ごす。更に3年間をストラスブールで過ごした後、戦後はミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団や新設のバーデン=バーデン・フライブルクSWR交響楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団の指揮者として楽壇に復帰した。また、戦後のドナウエッシンゲン音楽祭の再興にも尽力した古参指揮者である。VOXにも録音があるがDGGモノラル期が彼の黄金期であろう。パテに録音したモーツァルトの歌劇数曲も評価が高いモノラル期の指揮者である。1945-1948年ミュンヘン・フィルハーモニーo.の首席指揮者、1957 - 1962年チューリッヒ・トーンハレo.の音楽監督、1948 - 1962年南西ドイツ放送so.の音楽監督(VOX)等が挙げられる。基本ドイツ風のスタイルだがVOXへの録音でも知られるようにモノラル期の国際標準を則る端正な指揮を行い、評価は高い。北欧風とは言いがたい面もあるが1954年という時期を考えるとドイツ語圏の指揮者にこれ以上求め得ない高水準だろう。当時のベルリンpo.はさすがにいい味を出す。

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