商品コード:CDR-047M.デュボスト(fl)R.ジェルリン(cemb) / バッハ:FlソナタB.1013,1020,1030〜1035
商品コード: CDR-047
商品詳細:存在すら知られていない超珍品と言ってよい録音。そのため、録音年月等全く不明だが、1960年以前と見て間違いないだろう。LP当初から録音の多い曲で名演も多い。しかし、この録音はほとんど謎と言える。ミシェル・デュボスト(デボスト)は1934年仏パリ生まれ。ランパルより12歳年下となるが、活動は早い。1960年ミュンヘン国際コンクール2位(1位はP.マイゼン)。パリ音楽院o.のFl奏者として活動しつつ、多くの仏レーベルに録音を残している。彼の音色はまさにフレンチ・フルートの代表と呼ぶに相応しく、ランパルほどラテン的ではないが、確かに華やぎのある音色。3回の録音を数えるランパルの録音に納得のいかない方には、おそらく我が意を得た音だろう。ドイツ的な渋さは無いが、品の良いラテン風と言えよう。明るいが決して開放的ではない。そんなバランス感覚がこの録音の魅力。まさにフランス的なバッハが浮かんでくる。なお、デボストとする所が多いが、フランス人の発音に最も近いのがデュボストである。B.1032の第1楽章は元々収録されていません。特筆すべきキズは無い。
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