商品コード:1084-034[La Voix De Son Maître] L.ストコフスキー指揮/ボロディン:歌劇「イーゴリ公」~第2幕だったん人の踊, リスト:交響詩「前奏曲」
商品コード: 1084-034
商品詳細:1882年、移民の子として英国ロンドンに生まれたストコフスキー。主にアメリカで活躍した為、モノラル期の多くがRCA等の米レーベルで、欧州盤を主とする初期プレス愛好家の間での評価は高くない。しかし時折このような形で仏プレスが入荷する。オケは不明だが、じっくり聴いてみるとやはり一流の指揮者である事がわかる。テンポ感があり、骨太でしっかりした音楽を作る。モントゥーやミュンシュのモノラル期以上の仕上がりに感じられる。今でこそ「ダッタン人の踊り」は独立したメロディーとしてTVCMなどにも盛んに使われるようになったがこの当時は殆ど知る人も少ないオペラの中の一節に過ぎなかった。天才的な編曲者でもあるストコフスキーによって見いだされたことは幸いであった。「だったん人の踊り」ロシアの作曲家アレクサンドル・ボロディンが作曲したオペラ「イーゴリ公」の第2幕の曲で、ボロディンの最も有名な曲のひとつであり、またクラシック音楽でも有数の人気曲である。日本語の題名は『ダッタン人の踊り』『韃靼人の踊り』『ポロヴェッツ人の踊り』などとも記される。しばしばオーケストラのコンサートなどで、オペラとは独立に演奏される。ただし、オペラでは合唱を伴うが、演奏会では合唱のパートを省略することが多い。序曲や「ポロヴェツ人の行進」などと併せて『イーゴリ公組曲』とすることもある。この組曲形式を作ったのは.ストコフスキーが最初ではないかと思われる。女声cho.を使い単なる管弦楽曲ではなく原曲の雰囲気をふんだんに残している。バッハ「トッカータとフーガ」をオーケストラ曲として世に出したストコフスキーの才能が見事に結晶した組曲である。合唱はもちろんロシア語。アラビアの古風なメロディーとともに多彩名オーケストレーションで「ファンタジア」のボロディン編のような趣。ストコフスキーの真骨頂がここにある。音質は芯のある強いモノラル音!
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