商品コード:1086-029[PHILIPS] イ・ムジチ P.カルミレッリ(vn) M.T.ガラッティ(cemb) 他/ハイドン:Vn・Cemb協奏曲 Hob. XVIII:6 他
商品コード: 1086-029
商品詳細:ピーナ・カルミレッリは、1914年1月23日、イタリア北西部のヴァルツィ生まれ。ミラノ音楽院でヴァイオリンをミケランジェロ・アバド(クラウディオ・アバドの父)に師事し、1930年にディプロマを獲得。1954年にカルミレッリ弦楽四重奏団を創設し、ヨーロッパ各地での演奏活動や英デッカへの録音を行う。ソリストとしても活動し、1966年にはニューヨークとワシントンでルドルフ・ゼルキンとベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタの全曲演奏会を開催。1973年から1986年までは、イ・ムジチ合奏団の3代目コンサートミストレスを務め、1979年からはフォーレ五重奏団のメンバーとして活躍した。1993年2月26日、ローマにて亡くなった。 これはイ・ムジチ時代のそれまで録音のなかったハイドン作品。イ・ムジチ合奏団というとヴィヴァルディの「四季」ばかりの話題となりがちだがあまり録音されない作品を発掘して録音するのも彼らの大きな仕事の一つであった。この録音はまさにその代表格といえる録音。ハイドンは当時音楽の先進国イタリアとは少なからぬ関係があったと思われる。この曲は1766年の作で多作家のハイドンもヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲はこの1曲しか作っていない。またヴァイオリンとオルガンでも演奏可能なヴァイオリンとの二重協奏曲になっている。ハイドンにはこのような異なるソロ楽器のための二重協奏曲は稀といってよい。ヴィヴァルディの時代では多く作曲された。聴いて見ると初めてにも関わらず非常に親近感のあるメロディーでイ・ムジチの発掘の才能も見逃せないと感じる次第。古い録音ではないがイ・ムジチらしい明るさと曲の良さで大推薦の1枚。
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