商品コード:1092-056[DECCA] T.イェンセン指揮デンマーク国立放送so./ニールセン:交響曲5番, 歌劇「仮面舞踏会 」~序曲
商品コード: 1092-056
商品詳細:作曲家カール・ニールセン(1865-1931)はデンマークでは最も有名な作曲家であり、以前のデンマーク100クローネ紙幣にはその肖像が描かれていた。北欧の重要な交響曲作家として知られている。同年生まれの北欧の作曲家に、フィンランドのジャン・シベリウスがいる。6つの交響曲(特に第4番、第5番に代表される)の他に3つの協奏曲、管弦楽曲、オペラ、室内楽曲、器楽曲、芸術歌曲を手掛けた。一方大衆向けの歌曲・合唱曲を数多く残し、これらは今日もデンマークの学校や家庭などに広く普及し、歌われている。交響曲第5番は1922年の作品で最も完成度の高い交響曲である。第4交響曲よりも戦争を内面的に深く扱った作品であり、独特な形式による2楽章構成を持っている。第2楽章は古典的な交響曲の4楽章に相当する4つの部分に分けられる。指揮者トーマス・イェンセン(1898-1963)はデンマーク・コペンハーゲンの生まれ。生地の音楽院でチェロを専攻したが、カール・ニールセンから音楽理論も教わっている。1920年からティボリのオーケストラのチェロ奏者となり、ニールセンの指揮下で演奏したこともある。1927年にはオーフス歌劇場の指揮者に転出した。1935年にはオーフス市管弦楽団(後にオーフスso.)の発起人の一人になり、初代首席指揮者になった。1957年にはオーフスを離れてコペンハーゲンに戻り、デンマーク放送交響楽団の首席指揮者を亡くなるまで務めた。録音は限られる。これが代表作だろう。師であるニールセンの最も有名な交響曲を録音。ローカル作品は子弟関係や血縁がモノを言うケースが多い。録音は多くない曲だけにこれを決定盤として問題はない。
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