商品コード:1115-025[Le Livre D'Or] D.ンカウワ(pf)/シューベルト:Pfソナタ19番 , 3つのピアノ曲(即興曲)

[ 1115-025 ] Désiré N'kaoua, Schubert ‎– Sonate En Ut Mineur OED958 - Trois Pieces OED946



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商品コード: 1115-025

作品名:シューベルト:Pfソナタ19番D958 , 3つのピアノ曲(即興曲)D.946
演奏者:D.ンカウワ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Le Livre D'Or
レコード番号:1008
M/S:ステレオ, stereo (レーベルに表記ない)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:黒/銀, ORTFロゴ, ナイフエッッジ重量, Made in France, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリックス:LO 1008 A/LO 1008 B(手書き文字スタンパー・MPOタイプ), Le Livre D'Or録音を示すLO***で始まるレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 1960年スタンパーによる1960年代頃の製造分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレス, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, APPROCHE音源のAPPROCHE制作CALLIOPEプレス, オリジナル, original
ジャケット:見開中入れ紙, STEREO(utilisable en mono), 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, 裏文字:あり(仏語解説と仏語タイトル), 当社入荷履歴上で最古の年号:不明(記載ないが当ジャケットである), (P)(C)なし, 写真:不明(裏面のDésiré N'kaouaはHenri Eleing), 原画/被写体:Heinrich Exnerによるイラストとタイポグラフィー, デザイン:Heinrich Exner, ライナーノーツ:記載なし, 製作:Le Livre D'Or De L'Orgue Français, 印刷:Imp. P.C.P. Lyon-Villeurbanne., 供給:Le Chant de Monde, オリジナル, original
トピックス:1960年代録音としかわからない, パリのフランス国立放送局ORTFでのステレオ録音, 音響技師:放送局の技師, プロデューサー:Guy Erismann, 1960年代に当装丁により初リリース, このレーベルの正式名称はLe Livre D'Or De L'Orgue Françaisで1959年Guy Erismannにより発足・フランス国立放送局ORTFと密接な関係がる, デジレ・ンカウア(1933-)はアルジェリア生まれの凄いピアニスト, レーベルにモノ/ステレオの記載がないが広がりの緩いステレオである, ジャケにはutilisable en monoの記載あり・モノも使えるという意味のフランス語, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:このLe livre d'orレーベルは、全てオリジナル録音で、1959年の発足。私家盤に近い環境ながら、ORTFの施設を使用しているので音質、プレスとも申し分なく良い。シューベルトのピアノソナタ19番と3つの小品からなる即興曲集を収録。骨太の芯の通った音色で、雰囲気よりメロディーラインそのもので聴かせる。驚く程隈取りのはっきりしたピアノは、写真に写る奏者の顔立ちそのものを連想させる。B面の3つのピアノ曲(即興曲)D.946はシューベルトが亡くなる半年前の1828年5月に作曲したピアノ曲でシューベルトの死後長らく忘れ去られていたが、後にブラームスがその価値を認め、匿名で編集した上で「3つのピアノ曲(Drei klavierstucks)」と特徴のない題名をつけ、作曲者の死後40年が経過した1868年に出版している。この曲集は、シューベルトが1827年に作曲した2つある「4つの即興曲」(D899、D935)に続く3つ目の曲集として作曲されたと考えられているが、第1~2曲と第3曲は別の紙で書かれており、これらの作品が実際にひとつの曲集として作曲されたものなのかブラームスの手によってまとめられたものかは定かではない。このピアノ曲(即興曲)の収録がこのLPの大きな特徴。A面のソナタ19番は作曲者最晩年のピアノソナタ3部作のひとつであり、第19番、第20番、第21番は1828年9月に制作された。無名なピアニストながらすこぶる優秀な演奏でシューベルトらしさとピアノ音楽の可能性を追求した素晴らしい録音である。ピアニスト、デジレ・ンカウア(1933-)はフランス領アルジェリアのコンスタンティーヌの出身。地元の音楽院を経て15歳でパリ音楽院に進み、リュセット・デカーヴ、ラザール・レヴィやマルグリット・ロンらにピアノを学んで18歳の時にプルミエ・プリを得て卒業した。1955年から1958年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の専属ピアノ奏者として所属し、1958年にパリでリサイタルを開いて独奏者としてデビューを飾った。1961年にジュネーヴ国際音楽コンクールのピアノ部門で優勝した他、アルフレート・カゼッラ・ピアノ・コンクールやヴェルチェッリ国際ピアノ・コンクールでも優勝している。1967年からヴェルサイユ音楽院の教授。1988年にはフランス政府から国家功労勲章のシュヴァリエ章を贈られた。

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