商品コード:1115-023p[REM] A.ダルコ(pf) J.C.ベルネード指揮ルーアン室内o./メンデルスゾーン:Pf協奏曲イ短調(1822), リスト:Pfと管弦楽のための「呪い」(ピアノ協奏曲)
商品コード: 1115-023p
商品詳細:フェリックス・メンデルスゾーンのPf協奏曲イ短調はPf協奏曲1・2番とは別のメンデルスゾーンが1822年(13歳)に作曲したピアノ協奏曲。一連の協奏曲の中で最初に作曲されたが、同年12月5日に演奏されて以来一度も演奏・出版されることのないまま20世紀になって再発見され、1997年にようやく出版された。演奏・録音の機会は極めて少なかったが、近年になって演奏が徐々に増えている。2台ピアノ用編曲版がブライトコプフ・ウント・ヘルテルから出版されている。編成は独奏ピアノと弦5部。演奏時間は約33分。13歳の作ながら、全曲を通してピアノは急速な細かい音型を演奏するなど難易度が高い。伝統的な3楽章構成。リストの「呪い」は管弦楽付き作品で1830年頃の作品。ピアノと弦楽五重奏用編曲版も存在する。録音は殆どない。リストの管弦楽付きピアノ作品はハンガリー幻想曲、死の舞踏、さすらい人幻想曲、ハンガリー様式の協奏曲、ベートーヴェンの「アテネの廃墟」のモティーフによる幻想曲など少なくはないが「呪い」は特別に録音されない。恐らく題名に原因があるのでは?幻想的で特に管弦楽部分が印象的な良い曲で知られないのが不思議なほど。美しい曲といって間違いない。ピアノのダルコは1950年代後期から複数のフランスレーベルに録音を残す女流ピアニスト。特にCALLIOPEにソロ録音を多く行った。これは更にマイナーなREMという小レーベルの1982年録音。音質は非常に良い。1970年代のステレオ録音と変わらない。マイナーな管弦楽付きピアノ作品2つを収録。ピアノ好きには悪くない1枚と思う。ダルコも勿論良いがJ.C.ベルネード指揮のオーケストラが大変良い。
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