商品コード:1115-043[ETERNA] I.オイストラフ(vn) G.ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト放送o./プロコフィエフ:Vn協奏曲1番, ヒンデミット:室内音楽4番(Vn協奏曲)
商品コード: 1115-043
商品詳細:過去にフランス盤が1度入荷しただけの、珍しい1967年モスクワでのステレオ録音。MELODYAの入荷は一度も無く、今回のETERNAも初入荷。プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番は1917年の作で初演は1923年10月18日にパリのオペラ座にてマルセル・ダリウーのヴァイオリン独奏とセルゲイ・クーセヴィツキー指揮パリ・オペラ座管弦楽団による。献呈者は無し。初録音は恐らく1938年ダヴィット・オイストラフ独奏、モスクワ放送交響楽団をプロコフィエフ自身が指揮したMELODYAのSPと思われる。他には、やはりダヴィット・オイストラフ独奏での1955年コンドラシン指揮モスクワ放送so.とのモノラル録音やマタチッチ指揮ロンドンso.との録音が良く知られる。そのため正直いって息子のイーゴリの出番はないように感じるのだが、息子イーゴリは父ダヴィットとは全く異なる才能を授かったようだ。力押しで垢抜けない野武士のようなダヴィットとは正反対の、ノ―ヴルでどこか洗練されたコーガン寄りのスタイル。むしろイーゴリの演奏を支持する、そんな方も少なくないと思われる。ただしイーゴリ自身への注目度は低く、当盤の録音も殆ど知られていない。この曲の録音を持たなかった当時のETERNAがプロコフィエフのシリーズ(エディションに近い)に、この音源を選んだのは賢明だろう。MELODYA録音の信頼度の高さを考えるとグッドチョイスと言える。ETERNAのプロコフィエフのシリーズでは交響曲をG.ロジェストヴェンスキー指揮USSR放送so.が、Pf協奏曲をM.ベロフ(pf)K.マズア指揮ゲヴァントハウスo.が、ソナタをN.ペトロフ(pf)が担当。Vn協奏曲2番にイーゴリの録音が発売されていたのか、入荷がなく不明。
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