商品コード:1131-039[DECCA] A.ドラティ指揮フィルハーモニア・フンガリカ/ハイドン:交響曲97, 98番
商品コード: 1131-039
商品詳細:A.ドラティ指揮フィルハーモニア・フンガリカが1969-72年に世界で初めてハイドンの1~104番までの交響曲全集録音を行ったことは良く知られている。HDN*という箱番号で各巻には4~6枚ずつ曲目番号の順番に入り全9巻46枚で完結する。時間と財力の豊富な方は是非挑戦していただきたい。さすがにこれだけの大物が簡単に売れるはずもなく、DECCAはSDDシリーズで単売を制作した。シモン・ゴールドベルク/R.ルプーのモーツァルトVnソナタ全集も当初箱で発売されたが、SDD番号で全て単売された、それとよく似ている。但し46枚全て単売されたわけではない。後期交響曲の人気の高い曲に絞られている。当社に入荷した記録からSDD 415(51/55番)~SDD 505(103/104番)は少なくとも存在することは判明している。今回入荷のSDD 502は初入荷で97/98番が入る。全集ではなく、欲しい曲だけを単売で入手というのは賢い方法だと思う。その為にSDDシリーズは役に立つことが多い。全てを担当したオケ、フィルハーモニア・フンガリカは1956年に当時のハンガリー人民共和国で起きたいわゆる「ハンガリー動乱」により多数のハンガリー人音楽家がドイツに亡命したが、そのハンガリー人音楽家を結集してウィーンで1957年に設立された。初代音楽監督は同じくハンガリー人であるアンタル・ドラティが就任。後にドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州マール(Marl)ヘ本拠地を移した。西ドイツ政府は反ソ・プロパガンダの一環として財政支援を行っていたが、冷戦終結後は政治的意義が薄れた為2001年に支援を打ち切った。聴衆数も減っていたことと相まって、2001年4月22日のデュッセルドルフでのコンサートを最後に解散した。日本人の団員として、フルートの酒井秀明、オーボエの青山聖樹(現・NHK交響楽団)、コンサートマスターの上野眞樹らが在籍していたこともある。
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