商品コード:1135-038[FONA] I.ヘブラー(pf)/ショパン:ワルツ全集(全17曲)

[ 1135-038 ] Chopin, Ingrid Haebler ‎- Waltzes



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商品コード: 1135-038

作品名:ショパン:ワルツ全集(17曲)
演奏者:I.ヘブラー(pf)
プレス国:デンマーク, Denmark
レーベル:FONA
レコード番号:PW 5
M/S:ステレオ, stereo (mono/stereo)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:水色黒/黒FONA内溝, mono/stereo, グルーヴガード厚手重量, 表面:ザラザラ, Rights Society:記載なし, (P)なし, 独語表記・北欧圏流通分, スタンパー/マトリクス:PW-5-1-1/PW-5-2-C(ラウンド小文字スタンパー・FONAタイプ), VOX録音デンマーク製造を示すPW:**で始まりレコード番号を含むデンマーク専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 追加マトリクス:なし, マトリクスのシステムは完全にFONAタイプ, 1960年代のスタンパーによる1962年頃製造分, フランスVOXレーベルと同じ番号ではない, デンマークでは独自のカッティングマスターを使っての自国プレス, デンマークでは最初と思われる, デンマークでの最古レーベル・最厚プレス, 更に古いマトリクス存在せず, デンマークではモノラル存在するか不明(あるいはPW 5で兼用か), RIAAカーヴである, VOX音源のFONA製作プレス, かなりの重量盤, デンマーク及び北欧圏流通分としてのステレオ・オリジナル, original for stereo in Dk.
ジャケット:フランス折返表コートペラ, Vibe plader FONA, ジャケット番号:PW 5(デンマークのレコード番号と同一), 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り下黒), ジャケ裏文字:あり(英/仏語解説と英/仏語タイトル・仏ジャケをべースにアレンジしたため), ジャケ裏年号:なし, 当社最古の年号/存在が確認された年号:不明(記載ないがデンマークでは当ジャケットである, (P)なし(C)1966, 写真撮影者:Giraudon, 原画/被写体:ルノワールRenoirによる絵画「Jeune Fille se Peignant」S.P.A.D.E.M.所蔵とタイポグラフィー, デザイン:Vox Fr. Group, ライナーノーツ:筆者名の記載なし, 製作:Vox Productions, Inc. Fr., 印刷:Imprimeur MSP Paris, フランスジャケットをアレンジしてデンマーク及び北欧圏流通分とした当地のオリジナル, original for Dk.
トピックス:1959年ウィーンでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師/プロデューサー:不明, 編集/カッティングマスター:Dr. R. Van Gelder(ルディ・ヴァンゲルダー), デンマーク盤にRVGの刻印はないがカッティングマスター制作時に刻印を入れるかどうかは担当者次第, デンマークの担当者は契約などの関係から避けたと思われる, 米国では1961年頃VOX:PL 11970/STPL 511970(ステレオは1966年頃と思われる)で初リリース, フランスでは仏VOX:GBY 11970(モノラルのみ1961年発売), デンマークでは1966年頃ステレオのみVOX音源からデンマーク独自のカッティングマスターを制作してFONAによる自国プレスを製造しフランスジャケットをベースにアレンジしたジャケット入りで初リリース, 当音源のステレオは元々はっきり左右に分離するタイプではない, ヘブラーのVOX時代のショパンは少なく夜想曲全集とワルツ全集の2点のみと思われる, デンマークFONAレーベルはVOX系音源の中で最も柔らかい音質で最高ランクの欧州プレスである, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:I.ヘブラーの場合、VOX時代とPh時代の2種に分けて考える必要がある。芸風が大きく変わるからだ。VOX時代は非常に若い時期で、ある意味、未完成な部分がないではないが、その大人びた詩的な表情は、温かみのある音色と相まって、ノスタルジックな世界へと快くいざなってくれる。一方、Phでは、自己のスタイルが完成し、名声を得たが、若き情熱の代わりに造形の完全な美しさが優先するようになる。このワルツはVOX後期で、彼女の若さの発露が刻まれたレアな一枚!イングリット・ヘブラー(1929-)はオーストリア出身の女性ピアニスト。スイスでニキタ・マガロフに、パリではマルグリット・ロンに師事した。1952年と1953年のジュネーヴ国際音楽コンクールで第2位を獲得し、1954年のミュンヘン国際音楽コンクールでは1位に入賞し、ウィーン国際シューベルト・コンクールでも第1位となった。同年ザルツブルク音楽祭に初めて出演し、モーツァルトのピアノ協奏曲第12番を弾いて正式にデビューを果たす。デビュー後、国際的な演奏活動を開始し、ウィーンの古典派音楽を始め、シューマン、ショパン、ドビュッシーなども得意として活躍し、特に気品に満ちたモーツァルトの演奏で高い評価を獲得している。1966年以来、数多く来日して日本にもファンの多いクラシック演奏家の一人である。--Wikipedia。モーツァルト弾きとして協奏曲全集とソナタ全集をPHILIPSに録音している。但しヘブラーのキャリアで最も重要な時期は1950年代のVOX録音で、勿論モーツァルトの協奏曲を全曲ではないがモノラル録音しており、これらの評価は高い。またVOXに僅かだがショパンの録音がある。おそらく夜想曲全集とワルツ全集の2点のみと思われるがヘブラー初期のショパンとして大いに興味をそそる録音である。柔らかく、内省的なタッチが奥ゆかしく女性らしい雰囲気を醸し出す。PHILIPS時代にもその傾向はあるがVOX時代は比較にならないほど顕著に表れている。初々しさもあり女性的な華が全面に薫る彼女の黄金期であることは紛れもない事実である。

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