商品コード:1138-043[His Master's Voice] R.アーヴィング指揮コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラハウスo./ドリーブ:バレエ音楽「コッペリア」
商品コード: 1138-043
商品詳細:指揮者ロバート・アーヴィング(1913-1991)は英国ウィンチェスターの生まれ。1934年から1936年まで王立音楽大学でマルコムサージェントとコンスタント・ランバートに師事。その後、BBCスコットランド交響楽団の副指揮者となり、1949年から1958年までサドラーズウェルズ・バレエの指揮者及び音楽監督を務めた。1952年ニューヨーク・シティ・バレエ団でアーヴィングは振付師を手伝い、ドリーヴの「シルビア」を上演した。1956年頃英国でもBBC放送の為にチャイコフスキーの「白鳥の湖」を上演し好評を博した。1958年から1989年まで、彼はニューヨークシティ・バレエの音楽ディレクターを務め、振付家のジョージ・バランシンと幅広く働いた。彼は長年にわたり、ニューヨーク市バレエで毎年行われるThe Nutcrackerの制作を行った。これは、1958年に米国で行われたバレエのテレビ放送で恒例行事となった。バレエ音楽の専門家として欧米では知名度の高い指揮者である。バレエ音楽の代表作といえるこのコッペリア。原題は『コッペリア、あるいは琺瑯質(エナメル)の目をもつ乙女』(Coppélia, ou la Fille aux yeux d'émail)である。音楽はレオ・ドリーブ、振り付けはアルテュール・サン・レオン。パリ・オペラ座で1870年5月25日に初演された。E.T.A.ホフマンの物語『砂男』にヒントを得たもので、台本はサン・レオン自身とシャルル・ニュイッテルによる。『砂男』は人形に恋した男の狂気性を前面に押し出した物語であるが、『コッペリア』はその狂気性を抑え、陽気で明るい喜劇として再構成されている。全3幕、32曲からなるバレエ全曲からアーヴィングはハ抜粋して上手く1枚にまとめている。オケは名門コヴェントガーデン・ロイヤル・オペラハウスo.による。バレエ音楽のスペシャリストがコヴェントガーデンで行った録音なら聴かずとも信頼に足る録音を信じてよいだろう。1961年に2回目の抜粋録音をステレオで再録音している。
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