商品コード:1140-048[COLUMBIA] H.クリップス指揮フィルハーモニア・プロムナードo./Immortal Strauss(8曲)
商品コード: 1140-048
商品詳細:ヘンリー・クリップス(1912- 1987)はオーストリア出身の指揮者で著名な指揮者、ヨーゼフ・クリップス(1902- 1974)の弟である。本来ハインリヒ・クリップスだが英国とオーストリアで活動していた為ヘンリー・クリップスが通称になっている。--Wikipedia-- ウィーン音楽院とウィーン大学を卒業後、1932年に地元のブルク劇場で指揮者デビュー。1933年からインスブルック、1934年からザルツブルク、1935年から1938年までウィーン・フォルクスオーパーで指揮をした。1938年からオーストラリアに渡り、オーストラリアの映画音楽の作成をしたりピアノ伴奏の仕事を引き受けたりして糊口をしのいだ。1942年から翌年にかけてジョージ・パターソンの放送会社の音楽監督を務めた。1944年にオーストラリアに帰化し、オーストラリア放送協会所属のオーケストラ(後のシドニー交響楽団)を指揮する傍らで、自らオペラ・カンパニーを立ち上げた。1948年にパース交響楽団(後の西オーストラリア交響楽団)の首席指揮者に就任し、その翌年から南オーストラリア交響楽団の首席指揮者を兼任した。1967年からサドラーズ・ウェルズ・オペラに客演するようになり、1972年にオーストラリアのオーケストラのポストを勇退した後はロンドンを本拠に指揮活動を展開した。兄のヨーゼフ・クリップス程の名声を得ることはなかったが英COLUMBIAに録音があるという事実は大変なことだろう。映画音楽の仕事などもあってこれら大衆受けする録音しかないようだ。ウィーン生まれの名門であるから、これらヨハン・シュトラウス作品はお手の物といえる。オケはカラヤンも英COLUMBIA時代盛んに振っていたプロムナード・コンサートで必ず登場するオーケストラ。基本フィルハーモニアo.とほぼ同じと思われる。単にレパートリーが限られるだけだろう。基本が盤石でしっかりした演奏である。誰の耳にも文句なしのクオリティであると思う。兄ヨーゼフ・クリップスはこの手の曲を演奏しないので生粋のウィーン人によるヨハン・シュトラウス2世のクリップス家の演奏と思えばよい。モノラルだが完全に成熟した音質。ステレオはSCX 3346。当然1万円以上はする。
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