商品コード:1142-064[Club National de Disques] W.ジュスキント指揮ロンドンso./プロコフィエフ:バレエ組曲「道化師」

[ 1142-064 ] Prokofiev, Walter Susskind Conducting The London Symphony Orchestra ‎– Chout "The Buffoon" Ballet Suite, Op. 21a


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商品コード: 1142-064

作品名:プロコフィエフ:バレエ組曲「道化師」Op.21bis
演奏者:W.ジュスキント指揮ロンドンso.
プレス国:フランス, France
レーベル:CLUB NATIONAL du DISQUE
レコード番号:CNDS 866
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:青/銀中浅溝, Le Edition deJounal Musical Francais, フラット重量, Rights Society:BIEM, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:SDBR 3001-1-T7 /SDBR 3001-2-T7 (手書き文字スタンパー・EVERESTタイプ), EVEREST録音Club National de Disques製造を示すSDBR**で始まりレコード番号を含む手書き専用マトリクス使用, マトリクスにカッティング担当を指すイニシャルはない, 補助マトリクス:Mスタンパーとパテキュラーはない, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 1960年頃のスタンパーを用いた1960年頃の製造分, 旧番号存在せず, 赤/白内溝レーベル存在せず, 紺/銀段付きレーベル存在せず, 1960年頃青/銀中浅溝レーベルで初リリースと思われる, これより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスであると思われる, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, カッティング担当の前任者:不明, モノラル存在する(未入荷・CND 866?), RIAAカーヴである, EVEREST音源のClub National de Disques制作不明プレス, 工場:不明, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
ジャケット:折返両面紙ペラ, ステレオ金丸シール付き, 背文字:なし(初期の証拠), 裏文字:なしあり(仏語解説と仏語タイトル), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(記載ないが当ジャケットであると思われる), (P)(C)なし, 写真撮影者:不明, 原画/被写体:作者不明のイラストとタイポグラフィー, デザイン:Club National de Disques Group, ライナーノーツ:筆者名の記載なし, 製作:Club National de Disques, 印刷:Imprimerie Lienhart et Cie, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
トピックス:1958年又はそれ以前のロンドンでのモノラル/ステレオ録音, EVERESTによる録音で米国では1958年EVEREST:LPBR-6001/SDBR-3001(銀/青黒輪レーベル・グルーヴガード厚手)で初リリース, フランスでは1960年頃Club National de Disques:CND 866/CNDS 866(当装丁)にて初リリース, モノラルCND 866は未入荷, EVEREST盤はモノラル/ステレオ1度づつ過去に入荷ある, 録音の非常に少ない若書きのバレエ音楽で全曲録音は殆どないが1枚で完結する組曲盤がお勧め, プロコフィエフらしいメロディーがファンにはたまらない, Pathéプレスではないがフランス盤の音質は良い

商品詳細:バレエ組曲「道化師(Le Chout)」は24歳の時に書いた同題のバレエ作品を作曲者が手ずから組曲化した作品。プロコフィエフの初期バレエ作品は録音自体も少なく、全曲録音は米Everest盤かロジェストヴェンスキーのMELODIYA録音くらいしか無いが、なんと今回はEverest録音のクリュブ盤が入荷。ステレオかつ仏プレスで全楽章を楽しめる何とも贅沢な一枚。プロコフィエフは23歳の時にセルゲイという同名を持つディアギレフと親交を深め、彼の紹介でストラヴィンスキーとも邂逅。大いに刺激を受けディアギレフ率いるバレエ・リュスの為にこの曲を書き上げた。しかしバレエ作品としては今一つのウケだった様で、上演の機会は少なかったらしい。その代わり(?)として、作曲の翌年に抜粋と編曲をして組曲化したのが当作品となる。演奏はG.セルの愛弟子ワルター・ジュスキント指揮のロンドン交響楽団(LSO)。コップから水がギリギリで溢れないかの様な絶妙なバランス感覚で、最後の爆発的展開まで巧みに導いてくれる。一般的に交響曲や戦争ソナタなど亡命を経た帰国後の"重い"作品で語られる事が多いプロコフィエフだが、バレエ音楽などの軽口の作品では彼のもう一つの魅力である軽妙なグロテスクさが華開く。フランス公演を意識したであろう風雅で端正な構成、現代音楽に繋がる半音階や洗脳的で執拗な繰り返しを含んだ旋律、古典派を思わせる濃密で計算された伴奏と、このオモチャ箱を引っ繰り返した様な無秩序は、似た作風のラヴェルのPf協奏曲から更にもう一段階歩みを進めた様な印象を与える。この矛盾を抱えながら軽やかに進んでいく様は、正に「道化師」の題に相応しく聴き飽きる事無く何度も楽しめるだろう。珍曲、珍盤、しかし、快演!!

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