商品コード:1151-008[PHILIPS] C.ディートリヒ指揮器楽グループ/「PHILICORDA」バッハ:4Cemb協奏曲, コラール, F.クープラン:修道女モニク, レイ・コリノン:ブルーレディに赤いばら, 他
商品コード: 1151-008
商品詳細:タイトル「Philicorda」とは、1961年PHILIPS社が開発・販売した電子オルガンの一種。真空管アンプとスピーカーを内蔵、ビブラート機能を有し、現代の可搬式キーボードの原型となった(当時世界シェアの7割)。これはそのPhilicordaを使ってのバッハ協奏曲とソロを含む録音。使用楽器はモデルGM760で1972年頃のモデル(トランジスタ式)。一聴ポジティーフOrgの様な音色。このLPは電子オルガンをソロにした初のバッハ?他2曲のコラールも味のある演奏で、バッハ好きには面白いだろう。ソロ部分は通常のオルガンの音とは随分異なる電子音がするものの、オーケストラはしっかりしていてその対比は面白い。バッハのコラール2曲はソロで演奏される。B.659はブゾーニがB.639はケンプがそれぞれ鍵盤楽器用に合唱から編曲した物で良く耳にするメロディー。B面は全てRay Colignonというベルギー生まれのダンス音楽のPhilips:701 573 WPYという番号から数曲抜粋したものでフレンチポップに近い音楽に分類できる。彼らは当初からフィリコーダをメインに使用していたことからB面を任されたのだろう。フィリコーダの音を楽しむ為のLPである。バッハとダンス音楽が同じLPに収まっていても何ら違和感を感じさせないところにフィリコーダの本質が有るのかもしれない。
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