商品コード:1163-060[MELODIYA] Y.テミルカーノフ指揮レニングラードpo. / ハイドン:交響曲8番「夕」Hob. I-8, G.v.スウィーテン:交響曲変ホ長調
商品コード: 1163-060
商品詳細:ユーリ・テミルカーノフ(1938-)はロシア連邦共和国、カバルダ・バルカル共和国ナリチクのチェレク地区に生まれる。1953~1957年、サンクトペテルブルク音楽院でヴァイオリンとビオラを学ぶ。その後、1957~1963年にレニングラード音楽院オーケストラ科で学び終了した後、1962~1968年には音楽院指揮科でイリヤ・ムーシンのクラスの学生、研究生となった。1977年から1988年までキーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の芸術監督・首席指揮者を務め、1988年よりレニングラード・フィルハーモニー交響楽団(現在はサンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団)の音楽監督と首席指揮者を兼務。1978年から英国のロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を定期的に客演し、1992年に同楽団の首席指揮者に、1998年から桂冠指揮者に任命される。1998年からボルティモア交響楽団の音楽監督を務めた。近年は手兵のサンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団を率いて、ヨーロッパや日本において精力的な公演を行っている。50年間ムラヴィンスキーが率いたレニングラード・フィルハーモニー交響楽団の後任に選ばれた指揮者として注目を集めた。ムラヴィンスキーが1988年に亡くなって33年経つが今でも音楽監督として活動している。1989年、初来日時に公然とムラヴィンスキーを痛烈に批判をしたらしい。テミルカーノフは完全に自身のスタイルを貫いているようだ。テミルカーノフが語るには10年かかってやっと自分のオケに思えるようになったという。G.セルのクリーヴランドo.を引き継いだマゼールも大変な思いをしたと察する。しかしテミルカーノフの方はかなり成功したといえる気がする。このハイドンを聴いて冷淡で知られたレニングラードpo.が温もりを感じる血の通ったオケに変貌している。ムラヴィンスキー時代の凄みは消えたがこれなら納得がいく。マゼールに聴かせてあげたい。
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