[MELODIYA] M.クーロー指揮シュトゥットガルト室内o. 同バロックcho. F.ザイラー(s) M.ベンツェ(ca)/ バッハ:マニフィカトB.243, カンタータ 31番 B.31 「天は笑い、地は歓呼す」(復活節第1日用)
商品コード: 1165-061
商品詳細:日本でクーローの人気は低いが、1912年フランス・リモージュで生まれた声楽に強い合唱指揮者として、DF、PHILIPSでの存在感は大きい。'50~'60年代は、シュトゥットガルト合唱Ens.とそのso.を指揮するようになり、この時期、PHILIPSにバッハ作品を残す。リステンパルトにも通じる躍動感のあるテンポと、独、仏両方の良い所を取り入れた小気味良い演奏は、時代を超えて愛される演奏!1958年モノラル/ステレオ録音。ステレオはかなり希少。これはそのPHILIPS音源のMELODIYA盤。遠くソ連でこのバッハが聴かれていたらしい。1980年代に入ってのプレスだが非常に音質の良いステレオ。ETERNAもそうであったように他社音源でも東欧、ソ連の音質に対する考えは非常に敏感であったと言える。そのあたりは西側大手レーベルに見習って欲しいところ。ステレオをご希望なら迷いなくこのMELODIYA盤をお薦め。マニフィカトの古典的名演でありながら今聴いてもそのクオリティの高さに脱帽。ソプラノのザイラーの可憐な声はシュトルテを若くすっきりさせた所があり、彼女のアリアだけで元が取れる名演! カンタータ31番はイースターである復活節第1日の為にワイマール時代に作曲された。第3曲から第8曲までは、バス、テノール、ソプラノがそれぞれレシタティーヴォとアリアを披露。第8曲ソプラノのアリアがあり同じくザイラーが歌うオーボエ・オブリガート付きの隠れた名アリアである。終曲コラールではトランペットの情感が絶品である。マニフィカトは言わずと知れた名曲。クーロー録音は有名ではないが傑作録音の一つで間違いない。だからこそMELODIYAがわざわざ自社プレスに選んでいる。
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