[Ducretet Thomson] R.ブランケール(pf) / デュカス:Pfソナタ 変ホ短調

[ 1176-063 ] Rachel Blanquer Dukas

通常価格:¥ 11,000 税込

¥ 11,000 税込      

数量


商品コード: 1176-063

作品名:デュカス:Pfソナタ 変ホ短調 (グランド・ソナタ)
演奏者:R.ブランケール(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:320C 109
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7 : B面にスタンプあり
評価/ジャケット:B : 右上角欠けあり補修済
キズ情報:A面6時に小4回出る点あるが影響小さく7とした
レーベルタイプ:石像金輪浅2重内溝, La Voix de Monde, 3時にMade in France, フラット重量, (P)なし, 表記されたレコード番号:320 C 109, Rights Society:BIEM, Price Code:série Artistique, スタンパー/マトリクス:LDG 1608-LM4-6/LDG 1609-LM4(手書き文字スタンパー・Ducretet Thomsonタイプ), M6スタンパーとPathéキュラーはなくPathéプレスではない, Ducretet Thomson録音モノラル製造を示すLDG***で始まりレコード番号を含まない番号の専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 1950年代スタンパーによる1957年頃製造分, selmerロゴ付き中溝レーベル存在せず, これより古いプレスは存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスが存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Ducretet Thomson音源のDucretet Thomson製作プレス, オリジナル, original
ジャケット:折返紙ペラ, 33T・Artistique, 表記されたジャケット番号:320 C 109, Price Code:série Artistique, 背文字:なし(初期の証拠), 裏文字:あり(仏語解説と仏語タイトル), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:9972-12-56, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:12-56(当ジャケットである), 写真撮影者:VEGO, 原画/被写体:VEGOによるピアノ(スタインウェイ)のカラー写真とPersonによるタイポグラフィー, デザイン:Person, ライナーノーツ:Roger Cotte, 製作:Ducretet Thomson, 印刷:Imp. Mazarine. Paris, 上開タイプは存在しない, オリジナル, original
トピックス:1957年またはそれ以前のパリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1957年12月Ducretet Thomsonによりコピーライト登録・同年当番号でフラット重量盤にて初リリース, これは1957年頃製造のフラット盤オリジナルと思われる, 入荷は非常に少ない, 英国LONDONの発売あるか不明, 10"・7"などの入荷はない, ラシェル・ブランケール唯一のDucretet Thomson録音でDucretet Thomson唯一のデュカス:Pfソナタ録音, 日本では無名のピアニストだが演奏は素晴らしい, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★(音質も最高ランクのモノラル), スタインウェイ使用, 入荷は25年間で3度目

商品詳細:ピアノ演奏の世界でフランスとロシアは東西の2大要所であり、全く別々に独自の進化を歩んだ。フランスの方がスクールとしては時代的に先んじていたのは確かだろう。早い時期から録音技術が高かった要因もあるが全世界に開かれたスクールだった影響は大きい。しかし1950年代もモノラル期においてはフランス人が有利だったことは確かである。R.ブランケールについての情報は全くない。1950年代にフランスで活動した女流ピアニストとしかわからない。ブランケールの録音は当社の入荷記録ではこれが唯一である。しかし当時のDucretet Thomsonに録音を残したという事実は大きいと言わざるを得ない。デュカスと何らかの所縁があるのだろう。今まで注目もしたことのないデュカスのピアノ・ソナタをここまで聴かせる録音は他にはあるまい。尚フランスではデュカスを一部でデュカと発音する向きもあるらしいが、ポール・デュカス本人がスと発音していたことがわかっている。フェラスと同様、人名においてフランス語の規則は適応されないことは多い。さて今では『魔法使いの弟子』くらいでしか知られていない作曲家デュカス。しかしこのソナタはデュカスの第一級の作品となったばかりでなく、フランスのピアノ音楽史に金字塔を打ち建てることになったとの見解がフランスにはあるようだ。少し似た雰囲気の曲にフランクがあるがそれよりはずっと聴きやすい曲である。フランスに、ピアノソナタの分野で主要な作品が生まれなかったのは、偉大なピアノソナタ群を遺したベートーヴェンに対する強い畏怖の念があったからだとされる。また、デュカスの母校であるパリ音楽院の教授、また国民音楽協会の会長として楽壇から多大な尊敬を集めていたフランクの存在があり、この曲の響きやオルガンの即興演奏に見られるような特徴的な経過句(分散和音によるものなど)にはフランクの影響が指摘される。しかしこれが純フランス作品として他に類例を見ない傑作と言われる。初演は1901年5月10日、サル・プレイエルにおいてエドゥアール・リスレのピアノによって行われた。ドビュッシーも賛辞を送っている。しかし一部のフランス人ピアニストしか録音しないのはなぜだろう。楽譜はサン=サーンスへと献呈された。味わい深いいい曲である。またこの録音がトップの座を明け渡すことはないだろう。

ブランケールの在庫一覧へ




【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)