商品コード:1177-034[RCA] A.トスカニーニ指揮NBCso. / チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」, ベルリオーズ:ロメオとジュリエットOp.17より

[ 1177-034 ] Tchaikovsky / Berlioz - Arturo Toscanini And The NBC Symphony Orchestra – Romeo And Juliet



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商品コード: 1177-034

作品名:チャイコフスキー:幻想的序曲「ロメオとジュリエット」, ベルリオーズ:劇的交響曲「ロメオとジュリエット」Op.17(抜粋3曲)
演奏者:A.トスカニーニ指揮NBCso.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:RCA
レコード番号:LM 1019
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 軽度のラミネートの浮きあり・一部ラミネートの剥がれあり
キズ情報:B面2時に目立つ長い無音スレあり
レーベルタイプ:濃アズキ/銀Long Play, 丸ロゴ塗潰・6時に▽33, 2時にLicensee Germany, Manufactured in Germanyの刻印あり, フラット重量, 表記されたレコード番号:LM 1019, Price Code:なし, Rights Society:Contr. Copyr., (P)なし, スタンパー/マトリクス:LP-D9LRC-9108-XU/LP-D9LRC-9109-XU (ラウンド小文字スタンパー・TELEUFUNKENタイプ), RCA規格モノラル製造を示すD9LRCを含みレコード番号を含まない米国型のドイツ専用スタンパー使用, 補助マトリクス:G-CL/S-SL, 再補助マトリクス:なし, 1950年代スタンパーによる1955年頃の製造分, TELEUFUNKENのプレス, ドイツに旧番号存在せず, ドイツではアズキ/銀レーベル・フラット盤存の最初期盤, これより古いドイツレーベル存在せず, 1955年頃当装丁で初リリース, ドイツで最古レーベル・最古プレスである, 更に古いスタンパー存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない(グルーヴガード厚手盤からRIAAカーヴになる), 米RCA音源の独RCA制作TELEUFUNKENプレス, 工場:TELDEC Schallplatten GmbH, ドイツでのオリジナル, original
ジャケット:表コートペラ, RCA Red Seal, A High Fidelity Recording, 表記されたジャケット番号:LM-1019 Red Sea, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ジャケ裏文字:あり(独/英語解説と独語タイトル), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号不明だがドイツでは当ジャケットではない・同一デザインだが上開コートペラタイプあり), 写真撮影者:不明, 原画/被写体:Arturo Toscaniniのモノクロ写真を使った意匠とタイポグラフィー, デザイン:RCA Group, ライナーノーツ:Dr H.S(詳細不明), 製作:TELDEC »Telefunken-Decca« Schallplatten GmbH, 印刷:不明・ドイツ製, ドイツでは上開コートペラタイプ存在する, ドイツでこれより古いタイプ存在する, ドイツでの第2版, 2nd issue in De.
トピックス:チャイコフスキー:1946年4月8日/ベルリオーズ:1947年2月17日ニューヨーク・カーネギーホール(Carnegie Hall)でのモノラル録音(ベルリオーズは放送用全曲録音(全3部構成)がStudio 8Hで行われた翌日の第2部のみの録音), 録音詳細不明, 米国では1950年Radio Corporation Of Americaによりコピーライト登録・同年3月には米RCA:WDM 1160(7"EP×3・箱入り)にて初リリース, 同年12"LP: LM 1019(赤/金ツヤサークルレーベル・フラット盤)にて初リリース, 英国では1957年6月EMIグループとしてHis Master's Voice:ALP 1469(金大ニッパー段付レーベル)にてリリース/RCA系が存在するか不明, フランスでは入荷がなく不明, ドイツでは1955年頃独RCA:LM 1019(当装丁)にて初リリースと思われる(上開コートペラタイプジャケットが存在する), 1940年代とは思えない程録音は良い

商品詳細:2曲とも1940年代の古い録音だが音質は良く通常のモノラルと変わらない。チャイコフスキーとベルリオースの「ロメオとジュリエット」を両面で比較した企画的な録音。このような古い時代にこのような企画が行われたことは当時「ロメオとジュリエット」という話が大きな人気を博していた事を物語る。トスカニーニのチャイコフスキー:「ロメオとジュリエット」はNBCとの3種にスカラ座のオーケストラのライヴと4種の録音があり、これは唯一LPでリリースされた1946年録音。ベルリオーズの「ロメオとジュリエット」は「合唱、独唱、及び合唱によるレチタティーヴォのプロローグ付き劇的交響曲」が正式名称で歌や合唱が入る長大な作品である。この録音が行なわれた前日の1947年2月9/16日にトスカニーニはニューヨークのRCAスタジオ・Studio 8H・でこの曲の全曲録音(全3部)を行った。それは米RCA:LM 7034(2枚組箱入り)でリリースされている。そして何と翌日の2月17日に声楽の入らない第2部だけをカーネギーホールで録音したものがこれである。恐らく当初から「ロメオとジュリエット」の両面企画を聴いていたのだろう。まず全曲録音を行ってその感覚が消えないうちに核心部の録音を続けたように思われる。トスカニーニはその前後も当局の部分を抜き出して数回録音している(初期盤は未発売)。トスカニーニの得意曲らしく部分演奏はNBCでも28回も取り上げたという。そのうちの1951年第3部~「愛の妖精の女王マブ」がLM-6026でリリースされている。ベルリオーズの方はオペラのような様相の大作で全曲録音というのはなかなか無い。ステレオではピエール・モントゥー/ロンドンso.がWESTMINSTERに録音したのもがあるがやはり2枚組で多くはない。日本のWikipediaでは全7部としているは通例ではPart.1-3の3部構成である。そのように数えないと最後の「愛のシーン」がWikipediaで第3部となり矛盾する。欧米のLPでは3部構成が通例となる。この第2部が管弦楽だけで演奏できるパートでフランス人作曲家であるベルリオーズのエッセンスをタップリと楽しめる。A面のチャイコフスキーの暗調な音楽と対比をなすB面。このLPの企画はロシアとフランスの対比を実感する為の企画であった気がする。

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