商品コード:1185-041[ERATO] M.コンスタン指揮 G.ドプリュ(cl) D.デファイエ(sax) / ドビュッシー:聖セバスティアンの殉教~抜粋, クラリネットと管弦楽のための第1狂詩曲, サクソフォンと管弦楽のための狂詩曲
商品コード: 1185-041
商品詳細:放送局付属の放送管弦楽団がパリの場合、ORTF管弦楽団と呼ばれる。大都市に必ずある放送管弦楽団である。現在はフランス国立管弦楽団となった。1934年の発足で初代音楽監督はアンゲルブレシュトである。その後ロザンタール→デゾルミエール→再度アンゲルブレシュト→モーリス・ル・ルー→マルティノン→チェリビダッケ→マゼール→デュトワと大物が続き2000年を迎えた。ジャケにORTFが付くシリーズは放送局が録音にある程度関与している為、特別な記載をしている(フランス公営放送だったORTF(Office de Radiodiffusion Télévision Française、フランス放送協会)との共同制作の形をとるが、ERATOを始め、フランスのレーベルは放送局との関係が密接である為、過去にはORTFのロゴを記載していないこともあった)。1974年2月に当時の会長マルソー・ロングがORTFを廃止すると発表し、同年12月31日に閉局された。これにより、フランス・テレビジョンやラジオ・フランスなどといった会社分割が行なわれた。これは分割以前の録音。指揮者マリユス・コンスタン(1925-2004)はルーマニア生まれのフランス人指揮者。パリ音楽院にてオリヴィエ・メシアン、ナディア・ブーランジェ、アルテュール・オネゲルに学ぶ。1963年に現代音楽アンサンブル・アルスノヴァを設立。1978年より1988年までパリ音楽院で教鞭を執る。1993年よりメシアンの後任としてフランス美術院アカデミー会員に就任した。1990年にラヴェルのピアノ曲「夜のガスパール」を管弦楽版に編曲し、デュラン社より出版されたことで有名になった。ORTFo.の音楽監督ではない。録音時の音楽監督はマルティノン時代。彼はVSMでの録音が忙しく、客演を歓迎していたようだ。録音は少ないがテレビ関係での演奏会が多く、フランスではよく知られた指揮者。
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