商品コード:1188-033[VÉGA] パルナンQt. / バルトーク:弦楽四重奏曲1番Op.7 Sz.40, 4番(1928)
商品コード: 1188-033
商品詳細:バルトークの弦楽四重奏は、古くから良い録音が多いが、パルナンQt.の録音は、はずすことの出来ない完成度の高さがある。現代曲の室内楽としては、異例の扱いを受けるこれら6曲の四重奏。ベートーヴェン以降に書かれた傑作と言っても良い。舞曲や対位法等、複雑な技法を取り入れ、ロマン派のそれと同様、古くから録音されている。パルナンQt.の演奏は、地元ヴェーグQt.と異なり、フランス的と一言で語るには、あまりに素晴らしい演奏。1954年彼らの唯一の録音となった。これを超える演奏はまずないと思われる。1942年パリで結成したパルナンQt.はデビュー当時からパリで圧倒的な支持を得ていたが1956年頃に行われたバルトークの弦楽四重奏曲(全6曲)を演奏したことで一大センセーションを巻き起こしたという。1957年8月に初来日した時もハイドン、ベートーヴェンの他にバルトークの5番を演奏している。ラヴェル/ドビュッシーやモーツァルトも名演として知られるがバルトークは同様、或いはそれ以上に他の追従を許さない超が付く名演であると断言できる。幸松肇氏の著書に於いてもパルナン弦楽四重奏団について「パルナン四重奏団はSP期が終わって、LP期の始まる時期に突如として現れてきた為、音楽の友社の「名演奏家大事典」などにはまったく掲載されていないという不運な運命を辿ってきた。しかし本書に掲載したフランス弦楽四重奏団の、最終点とも出発点ともなるべききわめて重要な団体であることをここで改めて認識しておきたい。」--と記されている。尚パレナン弦楽四重奏団と記載された記事をよく見かけるが完全な誤りである。フランス人の発音はパルナと聴こえ「ン」は殆ど聴こえない程小さい。これは3枚ある中の1枚。
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