商品コード:1192-054b[DGG] K.シュトックハウゼン, B.マデルナ, M.ギーレン, M.カーゲル, A.マルコフスキー指揮/ シュトックハウゼン:3つのオーケストラのための「グルッペン」 他
商品コード: 1192-054b
商品詳細:DGGのアヴァン・ギャルドシリーズの中のシュトックハウゼンの一つ。A面のグルッペンは1957年に完成。109人の大編成のオーケストラを、それぞれの指揮者を持つ3つのオーケストラユニットに分け、客席の左、前、右に馬蹄形に配置して演奏される。同時に演奏されながらも音楽的には別々のパッセージを区別するという作曲上の要求から生まれたものであるが、1つの音楽的プロセスが1つのオーケストラから別のオーケストラへと伝わるような、いくつかの乱暴なパッセージももたらした。聴衆は個々の音符やその連続する順序を正確に見分けることができない。その結果、個々の音符の重要性は相対的に低くなり、ソノリティ、密度、スピード、ダイナミクス、動きの方向性が聴き手にとっての主な特徴となるらしい。B面が4つのオーケストラと4つの合唱団のための「カレ」で1959年に完成。ハンブルクの北ドイツ放送局(NDR)の依頼で制作された。初演は1960年10月28日にハンブルクの「プランテン・ウン・ブローメン(英語版)」公園のフェスティバル・ホールで、NDRのコンサート・シリーズ「Das Neue Werk」の一環として、NDR合唱団とNDR エルプフィルハーモニー管弦楽団、マウリシオ・カーゲル(オーケストラI)、シュトックハウゼン(オーケストラII)、アンドレイ・マルコフスキー(英語版)(オーケストラIII)、ミヒャエル・ギーレン(オーケストラIV)の指揮で初演された。80人の大編成のオーケストラを、ほぼ同じ編成の4つのオーケストラユニットに分け、それぞれに指揮者を配置する。各オーケストラには、12人から16人の混声合唱団が付く構成。モーメント形式の代表としてまとめている。2曲とも殆ど初演と同じメンバーで録音されたことはこの録音の特徴である。1967年頃の録音と思われる。このシリーズは少なくとも6枚がリリースされている。箱も存在する。録音としては世界初と思われる。
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