商品コード:1204-018t[WESTMINSTER] J.オレフスキー(vn) F.ヴァレンティ(cemb) / スカルラッティ:8つのVnソナタ
商品コード: 1204-018t
商品詳細:ドメニコ・スカルラッティはヴァイオリン・ソナタは作曲していない。555曲ある鍵盤ソナタからの編曲と思われる。近年でも鍵盤ソナタから編曲した室内楽を演奏することがあるようである。中には無伴奏ヴァイオリンで演奏する奏者も居る様である。従ってVnソナタ**番という通し番号は意味がないが、ここではジャケットの表記の通り曲名を記載した。Vnのユリアン・オレフスキー( 1926 - 1985)はドイツ・ベルリン出身のヴァイオリン奏者。父親はポーランド人で母親はロシア人であった。7歳からヴァイオリン奏者だった父親に音楽の手ほどきを受けたが、1935年にブエノスアイレスに移住し、アーロン・クラッセとアレクサンドル・ペチュニコフにヴァイオリンを師事した。1936年に初リサイタルを開き、1938年にはオーケストラと初共演を果たしている。1947年には北米ツアーを敢行し、1949年にニューヨーク・タウン・ホールの演奏会を成功させて名声を得た。1951年にはアメリカ市民権を獲得している。1965年よりエステラ・ケルセンバウムとデュオを組み、後に結婚した。1967年からアマースト大学でヴァイオリンを教えた。WESTMINSTERにバッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲を録音している。1950年代からバロック作品を得意としていた。ロマン派の協奏曲やクライスラー作品などの録音もある。当時では珍しいヴィヴラートを控えめにしたストレートな奏法でバロック作品の演奏に一石を投じている。スカルラッティにはこのシンプルな奏法が効果を上げている。あくまで曲に語らせるというポリシーがあった様である。SWN 18113という番号がオリジナルだが非常に稀少である。W 9046も1960年代プレスで音質的に大きく劣るわけではない。
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