商品コード:1205-035n[SUPRAPHON] J.フリンカ(pf) / プロコフィエフ:Pfソナタ2番Op.16, Pfソナタ6番Op.82

[ 1205-035n ] Prokofiev, Jiri Hlinka ‎– Piano Sonatas Nos. 2 And 6



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商品コード: 1205-035n

作品名:プロコフィエフ:Pfソナタ2番Op.16 | Pfソナタ6番Op.82
演奏者:J.フリンカ(pf)
プレス国:旧チェコ・スロバキア, Czechoslovakia
レーベル:SUPRAPHON
レコード番号:SUAST 50861
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面10時に極小~小31回出る軽斜めスレあり
レーベルタイプ:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様ステレオ・オリジナル・タイプ】---赤/銀ツヤSC, ○○33 STEREO, 12時にMade in Czechoslovakia, グルーヴガード厚, (P)1968, Rights Society:BIEM, チェコ語表記・国内仕様, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:E 1209 B A/ E 1210 A A (ラウンド小文字スタンパー・SUPRAPHONタイプ), SUPRAPHON規格ステレオ製造を示すE***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, copyright year code(レーベル登録初年号):なし(対象外) , Manufacturing date code(実際に製造された年/月を示す・ない場合はcopyright year codeと同年):69.2(1969年2月を示す), 1969年2月製造のスタンパーを用いた1969年頃の製造分, 旧番号:なし, ツヤレーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, ステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在する, モノラル存在する, RIAAカーヴである, SUPRAPHON音源のSUPRAPHON制作プレス, 輸出仕様オリジナル・タイプ, original type for stereo for export
ジャケット:【旧チェコ・スロバキアでの輸出仕様ステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ, 小型金ステレオシール付き, 表記されたジャケット番号:SUA ST 50861(表紙に番号なし), Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:なし, (P)なし(C)1968, 西側語表記の輸出仕様, 製作:Supraphon A. S., 印刷:不明・チェコ製, 旧番号は存在せず, 輸出事務所:Prague Artia Prague, 折返タイプの初年度分, 輸出仕様のステレオ・オリジナル, original for stereo for export
トピックス:1968年又はそれ以前のプラハでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Jaroslav Zach /Stanislav Sýkora, プロデューサー:Zdeněk Zahradník, 1968年Supraphon A. Sによりコピーライト登録・同年SUPRAPHON: SUA 10861/SUAST 50861(当装丁・Manufacturing date code:68)にて初リリース, これは1969年頃の製造の盤が1968年製造のオリジナルジャケットに入るケースでオリジナル・タイプ., SUPRAPHONは同一番号・同一レーベルで毎年プレスを続けるので初年度製造分は滅多に無いのが実情, フリンカ唯一のSUPRAPHON録音と思われる

商品詳細:ジリ・フリンカ(1944-1982)はチェコ、プラハ生まれのノルウェーの男性ピアニスト。プラハ音楽院でフランチシェク・ラウフとヨセフ・パレニチェクに師事した。1966年からコンサート活動を開始し、同年モスクワで開催されたチャイコフスキー国際コンクールで決勝に進出した。 1967年、セルゲイ・プロコフィエフのピアノソナタ2番と6番を録音し、1998年ノルウェーでも発売された。1970年、健康上の理由からソリストとしての活動を断念し、以降はピアノ教育者として活動している。1972年にノルウェーに移住し、1982年にノルウェーの市民権を取得。ベルゲンとオスロの音楽院で教鞭を執り、国際的なマスタークラスを定期的に開催している。 教え子には、レイフ・オヴェ・アンスネス、ホーヴァル・ギムセ、ゲイル・ボットネンがいる。2004年には国王功労賞、2007年にはチェコの文化を海外に紹介したことでチェコ・グラティアス・アジット・メリットを受賞。Supraphonの録音はこの1枚だけと思われる。Vest-Norsk PlateselskapにLPとCDがある。高度な技巧の持ち主であり、淀みなく曲は展開する。細かな音型の速いパッセージが表れては消えるPfソナタ2番に於いてピアノを打楽器と鍵盤楽器に瞬時に入れ替えるように弾き、それを短い間隔で何度も繰り返す必要のある難易度の高い曲である。激しさと穏やかさがさざ波のように繰り返されるこのソナタは瞬時の切り替えができないとプロコフィエフらしさは生まれない。コントロール不能になってしまうギリギリまで追い込むことでプロコフィエフの狂気が浮かんでくる訳である。ここが同じ高難易度のフランス作品と一線を画す所である。ロシアンスクールが目指したのはこの技であり、ロシアンスクールではないピアニストが好んでプロコフィエフを取り上げない理由だろう。フリンカの生まれたチェコは当時旧ソ連の衛星国であったことから、比較的ロシアンスクールに接する機会があったに違いない。1970年代のロシアンスクールに比較すれば、まだ甘さはあるが、やりすぎると音楽的側面の欠如となりかねない。フリンカはそのあたりのバランスが非常に上手いと言える。「穏やかさ」の中に時折表れる「激しさ」の効用をうまく使い「激しさ」だけで料理しない音楽性の高いプロコフィエフを奏でている。

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