商品コード:1206-020t[CBS] G.セル指揮クリーヴランドo. / メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」Op.61, シューベルト:「ロザムンデ」Op.26 D.797より3曲
商品コード: 1206-020t
商品詳細:2回目の1967年の録音。初回は1951年ニューヨークpo.とのモノラル録音がある。また1957年コンセルトヘボウo.とも5曲中4曲録音している。1967年録音はEPICがステレオ録音のオリジナルと思われるが欧州盤ではこれより古い盤の入荷はない。また仏・独盤の入荷もない。数あるセルのLPの中でも希少な録音。クレンペラーの録音が今まで人気が高かった。しかし一度でもセルを聴いてしまうと他が全て色褪せてしまうかも。一種危険なLPでもある。セル/クリーヴランドo.の録音は全て米国EPIC又は米COLUMBIAレーベルの為、欧州ではリアルタイムで発売されなかった。大半の欧州CBSプレスは1970年代に入ってからのプレスとなるので米国とは時間の開きが生じてしまうものの、音質的なメリットは大きいことを理解されたい。尚、劇付随音楽「真夏の夜の夢」は12曲構成だが、組曲「真夏の夜の夢」Op.61の場合「序曲」+「スケルツォ」、「夜想曲」、「間奏曲」、「結婚行進曲」の4曲で計5曲(当盤)が通常である。序曲は単独で演奏されることが多く、その場合、演奏会用序曲Op.21としてクレジットされる。シューベルト:「ロザムンデ」は戯曲『キプロスの女王ロザムンデ』のために作曲された劇付随音楽で序曲と12曲からなる。「ロザムンデ」の場合決まった組曲はないらしく、指揮者ごとにレコード盤の収録時間を鑑みて好きな曲だけの抜粋の形をとることが多い。また完全な全曲録音は非常に少ない。この録音でセルは序曲と本編から2曲だけを選んで録音している。この2曲には過去に多くの名演が残されているがセルの演奏は独特であり、セルのファンにはこれ以外はありえないということだろう。
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