[PHILIPS] G.クレーメル(vn) E.クレーメル(pf) / ラヴェル:Vnソナタ イ短調(1897・遺作), サティ, ミヨー, ストラヴィンスキー, プロコフィエフ

[ 1209-060 ] Gidon Kremer & Elena Kremer, Stravinsky, Prokofiev, Ravel, Satie, Milhaud – Stravinsky

通常価格:¥ 7,700 税込

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商品コード: 1209-060

作品名:ラヴェル:Vnソナタ イ短調(1897・遺作), サティ:右や左に見えるもの(眼鏡なしで), ミヨー:春 | ストラヴィンスキー:デュオ・コンチェルタント, プロコフィエフ:無伴奏Vnソナタ ニ長調 Op.115
演奏者:G.クレーメル(vn)E.クレーメル(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:9500 912
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤/銀4本線中黒, 枠内3時に銀字でMade in France, Trésors Classiques, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:9500 912, Price Code:なし, Rights Society:SACEM, (P)1981(刻印もあり・1980), スタンパー/マトリクス:9500 912 1Y 2 Ⓟ1980 670/9500 912 2Y 1 Ⓟ1980 670 (ラウンド小文字スタンパー・PHILIPS/ERATOタイプ), PHILIPS規格のステレオ製造を示すAA***で始まりレコード番号を含むフランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:12 06/06 12, 再補助マトリクス:A1/A1, 670はCIDIS.Phonogram, Antony工場を示す, 1980年代のスタンパーによる1980年頃製造分, 旧番号存在せず, HI-FI STEREOレーベル存在せず, 中黒ではない赤/白4本線土手厚手レーベル存在せず, カマボコタイプ存在せず, フランスでこれより古いレーベル存在するか不明, 最古レーベル・厚いプレスであると思われる, 更に古いマトリクス存在する(1Y1/2Y1が最古と思われる), モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:不明, PHILIPS音源の仏PHILIPSA制作プレス, 工場:Polygram Industries Messageries, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面ツヤ背赤, Collection Trésors Classiques, 表記されたジャケット番号:9500 912, Price Code:なし, 背文字:あり(白色・赤背景), (P)1981(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A, 印刷:Imp. Polygram Industries Messageries, フランスでこれより古いタイプ存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1980年5月24-26日 スイス・ラ・ショードフォンでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1981年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:9500 912(赤/白3本線レーベル)にて初リリース, フランスでは同年仏PHILIPS:9500 912(当装丁)にて初リリースと思われる, これがフランスでの初年度リリース分のオリジナル, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:これは1980年に録音されたアルバムで、ピアノはこの当時の奥さんエレナが受け持っている。プロコフィフの無伴奏ソナタが珍しい録音で、クレーメルは思い切りのめり込んで弾いている。他の曲もクレーメル色が強い。長鉄ディスクになっているだけあって、ヴァイオリンが空間に見事に定位する。エレナはその後バレンボイム夫人となるが、現在はどうか判らない。バレンボイムは、デュプレがいた時からエレナを知っていたそうである。この人も恋多き女性だろうか・・・。となればこの人の登場となる。冒頭のラヴェルのVnソナタは通常演奏される晩年に近い1927年作のト長調ではなく、1897年に書かれた「遺作のヴァイオリンソナタ」で録音は非常に少ない。単一楽章で、古典的なソナタ形式により書かれている。エネスクのヴァイオリン、ラヴェル自身のピアノで初演されたらしいが正確な記録は残っていない。未完の作品として楽譜の出版はおろか再演された記録も残っておらず、楽譜は紛失し、作品の存在は永らく知られていなかったが、ラヴェルの生誕100周年にあたる1975年にニューヨークにおいて蘇演されサラベール社から楽譜が出版された。蘇生再演は1975年2月23日、ニューヨークのオーディトリウム・チャールズ・コルデンにて、ジェラルド・タラックのヴァイオリン、アービー・オレンシュタインのピアノによリ行われた。そのため1975年以前に録音はない。演奏時間は約16分で1927年作のト長調ソナタよりやや短い。ジュルダン=モランジュは、このソナタは「単純さ」ゆえに演奏が難しいと述べているが初めて聴いても素晴らしい内容のソナタであることを理解されるだろう。この知られざるラヴェルのもう一つのVnソナタを有名にしたのがこのクレーメルの録音であったことは確かだろう。この演奏だけで当LPは十分過ぎる価値を持つことになった。他にもサティの「右や左に見えるもの」、ミヨーの「春」などあまり録音されない珍しいVn曲が収録されているが、何といっても最後のプロコフィエフ:無伴奏VnソナタがこのLP価値を更に高めている。

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