商品コード:1217-015n[ETERNA] G.ヘルビヒ指揮ドレスデンpo. J.ピルツ(vn) M.ベルマン(ob) / モーツァルト:カッサシオンK.63, セレナーデ1番K.100, 行進曲K.62
商品コード: 1217-015n
商品詳細:1973年、ETERNAは作曲家別のエディションをスタート。それに合わせ、録音の無かった曲からエディション用の新録音が始まった。モーツァルトのセレナーデはE.d.ワールト/ドレスデンsk.が4枚、G.ヘルビヒ/ドレスデンpo.が3枚。K.375/388の2曲はSUPRAPHONから音源を借り、スウィトナー等を交ぜて全10枚に収められた(他に非常に希少なブロムシュテットのK.136-8がある)。当盤はその10枚の1つ。素晴らしい弦の音!セレナーデ第1番K.100はフィナール・ムジークとも呼ばれ、モーツァルトが13歳の時ザルツブルクで相次いで3つのカッサシオンを作曲した中の一つである。フィナール・ムジーク ト長調 (K.63)・「行進曲(K.62)・フィナール・ムジーク ニ長調 (K.100 / 62a)・カッサシオン 変ロ長調 (K.99 / 63a)の3曲で行進曲K.62はセレナーデ1番K.100とセットで作曲されている為この2曲はほとんどの場合連続で演奏されることになっている。カッサシオンK.63も同時期の曲なので、この3曲を1枚のLPに収めることは非常に理にかなっているといえる。ザルツブルク時代のセレナーデは、通常は結婚式、誕生日や聖名祝日、授爵、進級といった個人的な祝い事と、ザルツブルク大学の夏学期の終了という公的な祝典のために作曲された。 (モーツァルトがセレナードを「フィナールムジーク(終了音楽)」と呼んだのは、このためである。) こうしたセレナーデは、1曲の中に混ぜ合わされた行進曲、舞曲、交響曲、協奏曲を人々に提供することで、それぞれの祝賀における音楽的なメイン・イヴェントとなった。 これらの作品は、立派な邸の庭、大学や大司教殿の前の広場などの野外でしばしば演奏された。K.100は8楽章からなる大作で、モーツァルトは協奏曲風の第2/3/4楽章の3つの楽章を抜いて、交響曲ニ長調K.100とした。モーツァルトは5曲のセレナードデをシンフォニーに改作しているが、 残念なことに「ハフナー」だけが交響曲のジャンルに加えられているだけで、他は取り上げられることがほとんどない。ホグウッドが全集の中で録音している。
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