商品コード:1219-010[ERATO] M.C.アラン(ポジティーフorg/org) J.F.パイヤール指揮室内o. / モーツァルト:教会ソナタ全集-2
商品コード: 1219-010
商品詳細:1963年2月にフランス・バラン県アグノーのサンニコラ教会での録音。教会ソナタ4曲はVol.1からの続きで全17曲中のVol.1から漏れた残り4曲を教会付属のHaerpfer & Erman 作ポジティーフ・オルガンを使って演奏。教会ソナタ以外のソロ作品3曲は同じ教会のHaerpfer & Erman 作の大オルガンを使っての録音である。教会ソナタの殆どの録音はorgとオケというスタイル。中でも、このアラン/パイヤール/STEという組み合わせはトップレベル。オルガンは良いが、オケがつまらないという録音も多い中で、これは、オケを楽しむ教会ソナタ。そして、ポジティーフorgを用いたアランのソロは、スパイスのように、ピリリと効いてくる。明るく明快、モーツァルトのあるべき姿をした数少ない教会ソナタ。これこそ決定盤!! モーツァルトらしさ溢れる!2枚揃って完結となるが近年ではバラ2枚揃った状態で紹介できなくなっている。今回はVol.2の単品。教会ソナタとソロ作品で楽器を変えて演奏するあたりは流石にERATOらしい凝った制作である。モーツァルトで定評のあるパイヤールのオケは文句の付けようがないレベル。オケのレベルも非常に重要な教会ソナタにおいてトップランクの録音であることは疑う余地がない。Vol.1のLDE 3259/STE 50159には教会ソナタの前半13曲が入る。教会ソナタやオルガン・ソロ作品は何といってもオルガンそのものが命である。その為、ドイツとの国境に近いバラン県アグノーまで全員が遠征したらしい。その甲斐あってかポジティーフorg、グランド・オルガンともに曲想にピッタリとはまるモーツァルトらしさを感じる演奏である。特にグランド・オルガンは抑えた音響で好感が持てる。
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