作品名：グルック:アルセスト～序曲, ダルベール:低地地方～序曲 | グラズノフ:交響詩「ステンカ・ラージン」Op.13

レーベルタイプ：【旧ソ連でのオリジナル】---青/銀ゴシック内溝, ▽33, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:M10-46683/M10-46684, ГОСТ 5289-なし, TУ-なし, Repertoire group:なし., Price Code:なし, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:М10-46683 4-3/М10-46684 2-1 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露語表記・国内仕様, 1980年代スタンパーによる1985年頃製造分, MELODIYAに旧番号存在せず, プレ・メロディア/DL/SLレーベル存在せず, MELODIYAでは最古レーベル・最厚プレスである, 当番号に更に古いマトリクス存在するか不明, RIAAカーヴである, SP音源のMELODIYA製作プレス, 溝のあるレニングラード「Leningrad」レニングラードスキー工場製作, オリジナル, original

ジャケット：【旧ソ連でのオリジナル】---両面紙ペラ(レニングラード), Made in the USSR, Музыкальное Наследие(Musical Heritage)シリーズ, 表記されたジャケット番号:M10 46683 000, Price Code:なし., 背文字:あり(黒色・白背景), 露/英語表記・国内輸出共用仕様, ジャケット裏年号:Apt. なし Зак.なし, (C)1985, 製作/印刷:レニングラード・Ленинградский Завод Грампластинок, オリジナル, original

トピックス：グルック:1942年12月29日ベルリンでのSP録音, ダルベール:1944年7月30日ミュンヘン/グラズノフ:1945年2月2日ウィーンでの録音・録音形態は不明, グルックのみTELEFUNKKENのSPにて初リリース・LPはTELEFUNKKEN:LS6025(7"・EP)/米CAPITOL:H-8130(フルトヴェングラー初のLPリリース), ダルベール/グラズノフは音源所有不明, 1985年頃当3曲がカップリングされMELODIYA:M10 46683(ゴシックレーベル・当装丁)で初リリース, MELODIYAの当盤がLP初出となるが清水宏氏によれば非フルトヴェングラー録音ではないかと記載されている, ダルベール/グラズノフの2曲のLPは他日本発売のプライヴェート盤W-22-3なるLPしか収録がないので当盤はファンには貴重なLPと言える

商品詳細：まずグルックは1942年ベルリンでのTELEFUNKENによるSP録音でTELEFUNKENからSPで初リリースされた。1950年代に入りTELEFUNKEN:LS6025なる7"のEP盤で再リリースされる。TELEFUNKENに12"LPはないようだ。米CAPITOL:H-8130(フルトヴェングラー初のLPリリース)として最初に12"LP化された。その後フランス・フルトヴェングラー協会から発売された。ダルベールはミュンヘンで、グラズノフはウィーンで1944/1945年に録音されたが、SP/LPとも未発売で、録音形態は不明。当MELODIYAがリリースされるまで世に出ていない。つまり後半2曲はLP初リリースとなリ、グルックはTELEFUNKENから発売されている為再版となるが、MELODIYAでは当番号が初出である。これらを総合するとフルトヴェングラー・ファンにはかなり重要なLPとなる。演奏云々はこの際関係ないのだろう。MELODIYAレーベルも意外にフルトヴェングラーには力を入れていた事が窺える話であった。1990年代にはWilhelm Furtwänglerとレーベルに印刷したシリーズを出すなどファンには欠かせないレーベルである。

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