商品コード:1222-022t[CALLIOPE] J.エルビヨン(br) T.パラスキヴェスコ(pf) / フォーレ:歌曲集-4

[ 1222-022t ] Fauré - Jacques Herbillon, Théodore Paraskivesco


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商品コード: 1222-022t

作品名:フォーレ歌曲集-4/やさしき歌 Op. 61(全9曲)~1 後光を背負った聖女様--2 朝焼けが広がるのだから--3 白い月 --4 ぼくは正しくない道を歩いていた--5 ぼくはほとんど怯えていた、実のところ--6 お前が消えてしまう前に--7 さて、それはある晴れた夏の日のことだ--8 ね、そうでしょう? --9 冬は終わって | 歌曲Op.なし(1893)--町人貴族のセレナード, 2つの歌曲Op.76(全2曲)~消え去らぬ香り--アルペジオ, 2つの歌曲Op.83(全2曲)~牢獄--夕暮れ, 3つの歌曲Op.85(全3曲)~9月の森で--波にただよう花--伴奏, 2つの歌曲Op.87(全2曲)~番楽しい道--山鳩
演奏者:J.エルビヨン(br)T.パラスキヴェスコ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:CALLIOPE
レコード番号:CAL 1844
M/S:ステレオ, stereo, (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナルタイプ】---灰/黒竪琴浅内溝, Fauré 4, 9時にMade in France, 3時にGravure Universelle, グルーヴガード厚手, Rights Society:SACEM, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CAL 1844 LPL 4204 1Y 380 CIDIS/CAL 1844 LPL 4204 2Y 380 CIDIS (ラウンド小文字スタンパー・ERATO/PHILIPSタイプ), CALLIOPE録音・製造を示すCAL+レコード番号を含む専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス:A/A2, 再補助マトリクス:なし, CIDISはプレス工場CIDIS.Phonogram, Antony工場を示すCompagnie Industrielle de Distribution de l'Image et du Sonの略で1969年~1979年4月まで稼働していた, 1970年代のスタンパーを用いた1974年頃の製造分, これより古いレーベル存在せず, アズキ/白竪琴レーベル存在するが同年代製造と思われる(順序は不明), 最古レーベル・最厚プレスの一つである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, カッティング担当の前任者:不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, CALLIOPE音源のCALLIOPE制作プレス, 工場:CIDIS.Phonogram, Antony, オリジナルタイプ, original type
ジャケット:【フランスでの第2版】---両面コートペラ, Le Livre D'or De La Mélodie Française – 11(Édition Du Cinquantenaire – 4と同じ), 表記されたジャケット番号:CAL 1844, Price Code:EUP 391, 背文字:あり(赤色・白背景・上灰), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない旧見開きタイプあり), 製作:Calliope Productions Jacques Le Calvé., 印刷:Imprimerie S.N.A.(Societé Nouvelle Areacem), これより古い見開両面ツヤベロ付きタイプ存在しÉdition Du Cinquantenaire – 4と表示あり, これはLivre D'or De La Mélodie Françaiseシリーズとなり第2版と思われるが発売年は同年の可能性が高い, 見開タイプ存在するが同年リリース分と思われる(印刷所が異なり灰/黒竪琴レーベルが入ることが殆ど), 第2版とした, 2nd issue
トピックス:【初入荷の希少タイトル】---1974年6月パリでのステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:Jacques Le Calvé, 1974年Arpègeによりコピーライト登録・同年CALLIOPE:CAL 1844(当装丁・見開両面ツヤベロ付きジャケット入り)にて初リリース, アズキ/白竪琴土手レーベルタイプも存在する・同年くらいの工場違いと思われる, フォーレは没後50周年企画として6枚の歌曲集(CAL 1841-6)が作られた・全てJ.エルビヨン(br)T.パラスキヴェスコ(pf)による(Vol.6のみソプラノ二人参加)・これはそのVol.4になるが同年又はその後別シリーズのLivre D'or De La Mélodie Française – 11にもなった, CALLIOPEのプレスは2種ありIPG系/MPOプレスが灰/黒竪琴浅レーベルでアズキ/白竪琴レーベルがERATO/PHILIPSプレス(工場:CIDIS.Phonogram, Antony)と大別される, 但し必ずそうなるわけではない, 厳密な順番があるか不明, CALLIOPEはフランスマイナーレーベルの中でも特に高音質録音で知られるレーベル, このシリーズは当社初入荷の希少タイトル, 6枚組全集箱CAL 184146も存在するが超希少(灰/黒竪琴レーベルだがVol.6以外初年度分ではなく1975年度プレスになる), 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:バリトン歌手ジャック・エルビヨン (1936-2003)はフランス生まれ。1961年ジュネーブ国際音楽コンクールに1位なしの2位受賞。バリトンにしてはかなり高めの声質でテノールといっても違和感がない。流石フランスの男性歌手にはこんなノーブルな声のバリトン歌手が沢山いる。少し硬めの声なのでよりすっきりと感じる。大胆にて豪放な表情で聴く者を惹き付けて離さない。こんな男声ならもっと聴いていたくなる。クセがないということである。CALLIOPEではラヴェルの6枚のLPを生誕100周年企画として発売したが、フォーレでは「没後50周年記念」という企画となった。特に歌曲に多くの作品を残したこと、また他のレーベルが室内楽主体の特集を組むことが多かったことから、6枚の歌曲だけのシリーズを録音、発売した。歌手は全てフランス人バリトンのエルビヨンに託した。但しVol.6のみ二人のソプラノ歌手も参加する。CALLIOPEにエルビヨンがいたから可能となった企画である。企画したプロデューサーであるJacques Le Calvéの目の付け所が良かった。ラヴェル:歌曲集も録音しているが時期としてはフォーレが先となる。フォーレの歌曲集で6枚をバラで揃ったことはまだない。ドイツ系にはいないタイプのバリトンで、これだけ甘い声を聴くと昔のモラーヌを思い出す。良い歌曲のレコードが正当な評価を受ける時代になって欲しい。シューベルトだけでなくフランス歌曲もメジャーになる日は近い。

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