商品コード:1223-050[SUPRAPHON] J.スタノフスキー(vn) P.アルトリヒテル指揮ブルノ国立po. / ヴィエニャフスキ:Vn作品集
商品コード: 1223-050
商品詳細:SUPRAPHONでのヴィエニャフスキの録音は以外にも少ない。隣の国なのでもっとあってのよいと思うのだが、実際のところVn協奏曲1番はL.デーヴィッド(vn)L.ハラヴァーチェク指揮チェコso.の録音が1974年頃、Vn協奏曲2番はI.ヘンデル(vn)V.スメターチェク指揮プラハso.があるだけである。これは1986年のデジタル録音だが、Vn協奏曲2番の録音はSUPRAPHONで二人目になる。Vnのヤン・スタノフスキー(1932-)はモラヴィア・スレスコ州ノヴィー・イチーン郡スラティナの生まれ。ヤナーチェク音楽院でヤン・シュライスにヴァイオリンを師事し、1956年に新設されたブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団に第2ヴァイオリン奏者として入団した。1957年にモスクワで開催されたダヴィド・オイストラフの主催するヴァイオリン・コンクールに3位入賞し、フランティシェク・クドラーチェクの下でさらなる研鑽を積んだ。1961年にブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団の第1ヴァイオリン奏者になり、ブルノ音楽院で教鞭を執るようになった。1964年から1966年まで武蔵野音楽大学の客員教授となり、1968年から1980年まで母校のヤナーチェク音楽院で教鞭を執った。1978年から1992年までブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めていた。録音は多くないが武蔵野音楽大学の客員教授とは実績を見込まれたのだろう。細身の音だが細かいヴィブラートがよくかかっていて透明度の高い音である。ゆったりしたテンポも良い。B面の3曲のVnと管弦楽のための曲も録音が少なく、聴きものである。デジタルだがしっかりした音で音質は悪くない。Vn好きには良い一枚。
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