商品コード:1223-031pb[MELODIYA] L.ベルマン(pf) / ムソルグスキー:展覧会の絵, ショスタコーヴィチ:前奏曲Op.34~10曲
商品コード: 1223-031pb
商品詳細:ラーザリ・ベルマン(1930- 2005)はレニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれ。クサンドル・ゴリデンヴェイゼルに師事するかたわら、スヴャトスラフ・リヒテルやヴラディーミル・ソフロニツキー、マリヤ・ユーディナからも指導を受けた。エミール・ギレリスから「音楽界の神童」と呼ばれた。だが1975年の米国デビューの後にベルマンは引く手あまたとなり、ドイツ・グラモフォンやEMI、CBSらが奪い合うようにして録音に起用した。ベルマンはチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を、ヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮で録音しただけでなく、1976年には「国際連合の日」を記念して、アンタル・ドラティの指揮で国際的なテレビ放映に出演した際にも演奏した。1977年には初来日して、やはりクラシック・ファンの注目を浴びた。一躍西側で注目を浴び、時代の寵児となる。長年にわたり当局に監視されていたベルマンは、1975年11月突如として出国が許され、すぐDGGと契約。年内に早速カラヤンとのチャイコフスキーPf協1番が録音され、カラヤンは彼を大絶賛。こちらは'78年の録音。ピアノを破壊するのではと危ぶまれるほど豪快な打鍵で知られるベルマンだが、この録音はやや大人しい?それでも一音一音が矢のように飛んでくる。'70年代後半に、これほど強い演奏ができるピアニストは多くない。表現力が格段に上手い。西側に出て丸くなったベルマンの演奏だが、ロシアの誇りである「展覧会の絵」だけは頑張って昔のパワーを取り戻している。勿論全開とはいかないがそれでもこの時期としてはかなり攻撃的な演奏ではある。DGG音源だがライセンス生産のMELODIYAもなかり音質は良い。時にドキッとするパンチが飛んでくる。ベルマンの西側録音では最良レベルの演奏!
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