[MELODIYA] A.ナセトキン(pf) / ラフマニノフ:絵画的練習曲集(全17曲), リラの花Op.21-5, ひな菊Op.38-3

[ 1223-019p ] Rachmaninov - Aleksey Nasedkin – Études-Tableaux Op. 33 / Op. 39

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商品コード: 1223-019p

作品名:ラフマニノフ:絵画的練習曲集「音の絵」Op.33(全8曲)~1・2・6・7・8・9番 | 絵画的練習曲集「音の絵」Op.39(全9曲)~1・2・3・4番 | ~5・6・7・8番 | ~9番, 絵画的練習曲集「音の絵」Op.33(全8曲)~3・5番, 12の歌集 Op.21~第5曲 リラの花Op.21-5(作曲者によるピアノ編), 6の歌集 Op.38~第3曲 ひな菊Op.38-3(作曲者によるピアノ編)
演奏者:A.ナセトキン(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:SM 04381-4
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット2枚組, 2 single records
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 背の上部にテープ留めあり・その裏側はシミ跡あり
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連での第2版世代】---青/銀SL(シングルレター), CTEPEO ○○33, グルーヴガード厚手, ГОСТ 5289-なし, TУ-43.10.1.74, Repertoire group:なし, .Price Code:なし, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:33CM 04381 4-1 1/33CM 04382 4-1 2・33CM 04383 4-1 3/33CM 04384 4-1 4 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 露語表記・国内仕様, 1970年代のスタンパーによる1977年頃製造分, プレ・メロディア・ステレオ・レーベル存在せず, DLレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, ГОСТ 5289-68が最初, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, 第2版世代, 2nd issue generation
ジャケット:【旧ソ連での第2版世代】---見開両面紙W(モスクワ・アプレレフカ), Made in USSR, 表記されたジャケット番号:CM 04381-4, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケット裏年号:なし, (C)なし, 露語表記・国内仕様, 製作/印刷:Апрелевский Завод Грампластинок, イラストの旧デザイン存在する, 第2版世代, 2nd issue generation
トピックス:1972年頃旧ソ連でのステレオ録音, 録音技師:Valentin Skohlo, プロデューサー:Inna Chumakova, 1973年MELODIYA:SM 04381-4(DLレーベル)にて初リリース, 絵画的練習曲集以外の編曲2曲は作曲者本人の手による歌曲からの編曲, DLレーベルは過去に1度入荷しただけの希少プレスで大半は当SLレーベルである, 箱入りも存在する(Wジャケットが大半), 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:ピアニスト、アレクセイ・ナセトキン(1942-2014)。ネイガウスの高弟ナウモフのスクール。モスクワ音楽院ネイガウス一派である。弟子にオフチニコフがいる。1962年チャイコフスキー・コンクール6位。1966年リーズ・ピアノ・コンクールで3位入賞の実績がある。ロシアのシューベルト協会の会長を務めた。1965年頃から録音を開始。録音は多い方だが、この録音は異色。唯一のラフマニノフ。これら技巧的作品にもダイナミックに対応し、今まで見せなかった技巧的部分が明らかに。ナセトキンはシューベルトのスペシャリストと目されている為か、或いは他の超絶技巧を持つロシアンスクールの連中に出し抜かれたか、どうも日本では生彩が薄い。カミショフ等より数倍の数のLPを出していて、その実力は折り紙付きである。但し凄腕、スーパー・ピアニストという印象が定着していない。同時代の西側のピアニストと比較すれば十分にスーパー・ピアニストの一人なのである。ラフマニノフを是非聴いてみることをお薦めする。ロシアン・スクールのレベルの高さに驚愕することとなる。西側で同様のレベルのLPならこの数倍の価格が付いても全く不思議ではないからだ。ラフマニノフ:絵画的練習曲集に多少でも興味のある方には相当にお買い得なLPであることは間違いない。「音の絵」と表記される「絵画的練習曲」はOp.33とOp.39の2巻から成る8+9曲の計17曲(Op.33は9番まであるが4番が事実上の欠番となっているので8+9曲の17曲となる)。「絵画的な小品集」として構想されたが、ラフマニノフは各曲が示唆する情景を公開せず、「私は、自分のイメージをあまりにひけらかすような芸術家を信用しない。誰でも、音楽から連想したものを自由に描き出せばよい」と述べている。レスピーギ編曲の管弦楽版(全5曲)も存在する。ロシアンスクールのピアニスト以外あまり録音しない曲で、難易度が高いことが理由だろう。絵画やロシアの古いおとぎ話からのインスピレーションや作曲家の内的インスピレーションによる情景的かつ叙情的な密度の高い作品である。余白の2曲はそれぞれ歌曲集Op.21とOp.38からラフマニノフ本人によるピアノ独奏編曲でOp.38からの「ひな菊」はF.クライスラーがヴァイオリンとピアノ用の編曲をしており、ヤッシャ・ハイフェッツがアンコール集で録音している。

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