[DECCA] M.リンパニー(pf) / ラフマニノフ:24の前奏曲-2/6~11番, 19~24番

[ 1224-050p ] Moura Lympany, Rachmaninov – Twenty-Four Preludes-2

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商品コード: 1224-050p

作品名:ラフマニノフ:24の前奏曲-2/6~11番 | 19~24番
演奏者:M.リンパニー(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2580
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面7時に小1+3回出る点, 8時に小11回出るスレあり→6, B面9時に極小8回出る点あり→7
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金ツヤ内溝, 12時にMade in England, フラット重量, Rights Society:BIEM/Hawkes & Sons. Ltd., (P)なし, Tax Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す), スタンパー/マトリクス:CA ARL 622-1B/ARL 623-1A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARL***を含みレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, マトリクスのAはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)/BはRon Mason(ロン・メイソン)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):C/BI, 再補助マトリクス(9時):21/1, 1950年代のスタンパーによる1952年頃の製造分, これより古いレーベル存在せず, 金ツヤ内溝レーベルの最初期分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, オートマチック・カップリング, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK, 全集のVol.2(第2/3面)のオリジナル, original
ジャケット:【英国でのでのオリジナル】---折返紙ペラ, 表記されたジャケット番号:LXT 2580, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Mears & Caldwell Ltd. London, これより古いタイプ存在せず, 英国でのVol.2のオリジナル, original in UK.
トピックス:1951年ロンドン・ウェスト・ハムステッド・デッカ・スタジオでのモノラル録音, 録音詳細不明, DECCAの編集/カッティングマスター:Guy Fletcher/Ron Mason, 1952年頃Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.UKにてDECCA:LXT 2579-80(バラ2枚・当装丁)にて初リリース, バラ2枚で発売されたため、中古市場に2枚揃って出て来ることは少ない・これはVol.2のみ, リンパニーには3回の全曲録音があり・初回SP録音が1941年5月29日/9月25日/10月12日・1942年2月20日/6月4日/8月26日DECCAスタジオで行われ世界初録音となった(未LP化)・これは2回目の1951年モノラル録音のVol.2で3回目が1993年CDでの録音らしい, オートマチックカップリングなのでVol.2は第2面/第3面のカップリングとなる, Vol.1をお持ちの方へ是非, モノラル・オーディオファイルLP, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:ラフマニノフの前奏曲で、きちんとまとまって出ているものは意外に少ない。その中でも、ラフマニノフを得手としているリンパニーのバラ2枚を決定盤としたい。彼女としては珍しいDECCA録音で、モノラルのみ。'50代前半期のDECCAプレス。音も良い。何より彼女の影を引いたピアノは魅力的。劇的でありながら内省的だ。尚リンパニーは計3回のラフマニノフ:24の前奏曲を録音している。3回の全曲録音があり、初回SP録音が1941年5月29日/9月25日/10月12日・1942年2月20日/6月4日/8月26日DECCAスタジオで行われ世界初録音となった(未LP化)。これは2回目の1951年モノラル録音で、3回目が1993年CDでの録音らしい。モーラ・リンパニー(1915- 2005)は英国コーンウォル出身の女性ピアニスト。ベルギーのリエージュで音楽を学び、奨学金を得てロンドンの王立音楽アカデミーに入学する。12歳で演奏会デビューを果たす。ロンドンで、クララ・シューマン門下のマティルデ・ヴェルネに、ウィーンでパウル・ヴァインガルテンに就いて研鑽を重ねる。1938年にウィグモア・ホールでロンドン・デビューを果たし、1938年にブリュッセルのイザイ国際コンクールで2位に入賞。第二次世界大戦までのイギリスで最も人気のあるピアニストの一人となった。1940年にアラム・ハチャトゥリアンのピアノ協奏曲の英国初演を行う。1992年に来日し、4月9日のサントリーホールでの演奏会、ショパンの24の前奏曲は、NHK-FMでも放送された。英国人女性ピアニストとして最初に国際的名声を得た人となった。1979年にチャールズ皇太子のため御前演奏を行い、同年CBEに、1992年にデイム(女性版ナイト)に列せられた。英国の女性のピアニストで「デイム(Dame)」に列せられたのは、マイラ・ヘスとモーラ・リンパニーだけである。長年モナコやフランスに暮らし、2005年フランスで臨終を迎えた。録音はほとんどがモノラルで、ステレオ期にはリンパニーは結婚と離婚を繰り返す中でピアニストとしては引退同様の状態になった期間が長かったようであることが要因らしい。但し完全に引退した訳では無い。1992年には来日し、その証拠となる。1990年代まで現役のピアニストとして活動をしていた。ラフマニノフ:24の前奏曲も1993年にCDに3回目を録音しているのである。リンパニーのラフマニノフは当時では考えられない程思い切りのよい豪快な演奏である。強い打鍵で叩く様子は現代のスタイルと同じであり、表現力は淀みなく深い。モーツァルトなどはナイーブな演奏だが、この曲では全く理想的な演奏であり、芸術的な面でこれを超える演奏はないと考える。唯一、技術面でロシアンスクールの進化があるだけだろう。バラ2枚でリリースされたため必ず2枚揃うという保証はない。

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