[La Voix De Son Maître] C.ミュンシュ指揮パリ音楽院o. イヴォンヌ・グーベルネcho. J.L.バロー(nar) 他/ オネゲル:オラトリオ「死の舞踏」, 弦楽のための交響曲2番
商品コード: 1228-037
商品詳細:オラトリオ「死の舞踏」は1938年に作曲された、戦争をテーマとした曲である。記録はないがミュンシュが初演を務めたのではと思われる。ミュンシュとオネゲルの繋がりは深く、オネゲルの交響曲の全てをミュンシュが初録音している事実がある。これは1941年の歴史的録音!ミュンシュ渡米前のパリ音楽院o.の首席(1937-46年)だった時期に当たる。1940年5月にナチスはフランス侵攻を開始した。時は大戦中、ドイツの占領下で「抵抗するフランス」と言われた芸術家たち。秘密裏に行なわれたオネゲルの初めての2曲録音。しかし'50年代と間違えるほどの高音質で、パンゼラ、ベルナックの2人とジャン・ルイ・バローの語りが一種、メンゲルベルクのマタイのような異様な気分を出している。ミュンシュは1949年ボストンso.の音楽監督に就任。1962年に退任するまで欧州で録音していないと思われる。ナレーションのジャン=ルイ・バロー(1910- 1994)はフランスの俳優、演出家、劇団主宰者。日本には、映画『天井桟敷の人々』のバチスト役、および、1960年、1977年、1979年の三度の来日公演などにより知られた。女優マドレーヌ・ルノーを妻とした。姪に女優のマリー=クリスティーヌ・バローがいる。50本近い映画に出演した。1939年(29歳)の時、第二次世界大戦に召集されて還った。1994年1月、心臓発作により、パリに没した。同年9月に後を追ったマドレーヌ・ルノーと、パッシー墓地に眠っている。1954年FJLP 5026で初リリースされた。これがオリジナル!
ミュンシュの在庫一覧へ
