商品コード:1230-042[Le Chant de Monde] M.ロストロポーヴィチ(vc) B.ハイキン指揮ソビエト放送o. / ドヴォルザーク:Vc協奏曲Op.104
商品コード: 1230-042
商品詳細:D 04092(赤/金松明F)がメロディア番号。1956年録音、1957年の発売。但し、過去に一度しか入荷が無く、DLレーベル等が多い。仏プレスも'50年代後半のプレス。 トレースに関して、この仏プレスは安心できる。音が前にぐんぐん押し出されるプレスで、ダイナミックレンジも驚く程大きい。ソロは山のように堂々としていて、この曲の大家であることを改めて感じる。息遣いまで聴こえる優秀録音!ロストロポーヴィチは少なくとも7回この曲を録音している。古い方から(おおよその順)、ラフリン/ソヴィエト国立so.(詳細不明)→ターリヒ/チェコpo(1952年)→ハイキン/モスクワ響(当盤・1956年)→ボールト/ロイヤル・フィル(1957年4月)→カラヤン/ベルリンフィル→ジュリーニ/ロンドン・フィル→小澤/ボストンso.となる。ドヴォルザークのようなメジャー曲となれば名の知れたチェリストはほぼ100%一度は録音していて、いかにチェロ好きでも10点もあれば十分とは思われる。しかしクラシック音楽の面白さ、特に協奏曲は共演の妙味という物が外せない。最後は日本人小澤とロシア人ロストロポーヴィチが米国ボストンで共演し、レーベルはERATOで録音はデジタルという国際的な組み合わせが実現した。7回録音しても二つと同じものはないのがクラシックの面白さと言える。しかし若い時ほどエネルギ―が満ちているのは確か。当盤は1927年生まれの彼が30歳の時の旧ソ連でのホーム録音であり、ソロは1,2位を争う出来と考えて間違いないだろう。フランス盤なら再生も容易にできる。どんな針でも簡単に音圧の高い良い音が出てくるはずである。
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