商品コード:1230-037p[DECCA] W.ケンプ(pf) A.フィストゥラーリ指揮ロンドンpo. / リスト:Pf協奏曲1番, Pf協奏曲2番

[ 1230-037p ] Liszt - Wilhelm Kempff With The London Symphony Orchestra Conducted By Anatole Fistoulari



通常価格:¥ 5,500 税込

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商品コード: 1230-037p

作品名:リスト:Pf協奏曲1番変ホ長調 S.124/R.455 | Pf協奏曲第2番イ長調 S.125/R.456
演奏者:W.ケンプ(pf)A.フィストゥラーリ指揮ロンドンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 5025
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第2版】---橙/銀外溝, 12時方向にMade in France, フラット重量, Rights Society:DP, 表記されたレコード番号:LXT 5025, Price Code:なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CA ARL-2184-1ER/CA ARL-2185-1ER (ストレート小文字スタンパー・英DECCAタイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARLを含みレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):なし(仏プレスに3時は存在せず), 再補助マトリクス(9時):C2/51, カッティング担当:イニシャルEはStanley Goodall(スタンリー・グッドール)を示す, RはRIAAカーヴのカッティングし直したことを示す, 1950年代のスタンパーを使った1957年頃製造分と思われる, 橙/金ツヤ外溝レーベル存在する可能性高い(1956年頃製造分・未確認), フランスでこれより古いレーベル存在すると思われる, フランスでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する(カッティング担当BでRが付かないタイプあると思われる), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, カッティング担当の前任者:イニシャルBのRon Masonが最初の可能性あり, 英DECCA音源の仏DECCA製作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son, フランスでの第2版, 2nd issue in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 表記されたジャケット番号:LXT 5025, Price Code:Artistique, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Decca., 印刷:Dehon & Cie Imp., フランスでのオリジナル, oiginal in Fr.
トピックス:1954年6月ロンドン・キングズウェイ・ホールでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1955年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 5025(金外溝レーベル・フラット盤)にて初リリース, フランスでは1956年頃仏DECCA:LXT 5025(橙/金ツヤ外溝レーベル)にて初リリースと思われる(未確認), これは1957年頃製造の橙/銀外溝レーベル・フラット盤の第2版盤がオリジナルジャケットに入る1年遅れの第2版と思われる, 演奏は第一級!ケンプは1950年11月にリストのソロ作品集も録音している, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ヴィルヘルム・ケンプ(1895- 1991)はドイツのピアニスト、オルガニスト、作曲家、教育者。ドイツ・ピアノ音楽を語る上で外すことができないピアニストである。「ベートーヴェン弾き」として協奏曲とソナタの全集を数種類DGGに録音している。特にDECCA時代ではバッハ他ドイツ系作品では見事な録音を残している。ケンプといえば技巧派ではなく抒情派と、ひとくくりに捉えられることが多いピアニストである。人間味溢れる温厚な味わいを持つピアニストとして評価が定着している。しかしケンプほどの大ピアニストはそのような単純な言葉でくくれる音楽家ではない。シリアスで強烈な表現力も持ち合わせる高度な音楽性を備えた格の高い音楽家である。オルガン奏者として出発した体験も幅広い視野で曲を捉える能力に寄与している。リストの協奏曲については技巧をふんだんに散りばめたタイプの演奏が定番のようになっているが、ケンプの演奏はそれだけではない含蓄の深さを秘めたスケールの大きな演奏である。協奏曲なのでオケとの相性もあるが、少なくとも元気の良いフィストゥラーリとのコンビはリストにはぴったりに感じる。ソロは確かに膨らみのある豊かな音でよく歌っていて、ドンとぶつけてくるオケとは正反対の方向で意外な相性を感じる。技巧というより芸格で聴かせる音楽になっている。ケンプを味わうことのできる協奏曲であり、1970年代のメジャーレーベルの録音と比べれば全く同じ曲とは信じがたい深い含蓄を感じさせる演奏である。

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