商品コード:1230-025[DECCA] G.マルコム(cemb) / スカルラッティ:Cembソナタ集(16曲)

[ 1230-025 ] George Malcolm, Domenico Scarlatti – A Recital Of Scarlatti Sonatas


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商品コード: 1230-025

作品名:スカルラッティ:Cembソナタ集(16曲)/ソナタ 長調トL. 349 Kk146, ソナタ ニ長調L. 424 Kk33, ソナタ ト長調L. 495 Kk24, ソナタ ニ短調L. 413 Kk9, ソナタ 変ロ長調L. 497 Kk544, ソナタ ヘ長調L. 326 Kk505, ソナタ ハ長調L. 457 Kk132, ソナタ ト長調L. 331 Kk169 | ソナタ 変ロ長調L. 498 Kk202, ソナタ ヘ短調L. 475 Kk519, ソナタ ホ長調L. 23 Kk380, ソナタ ロ長調L. 450 Kk245, ソナタ ロ短調L. 33 Kk8, ソナタ イ長調L. 483 Kk322, ソナタ ニ長調L. 461 Kk29, ソナタ ト長調L. 487 Kk125
演奏者:G.マルコム(cemb)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2918
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での再版】---銀中溝, 12時にMade in England, グルーブガード厚手, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:E/T(1959年4月~1960年8月を示す), スタンパー/マトリクス:ARL-1956-1LR/ARL-1957-1LR (ラウンド大文字スタンパー・DECCA旧タイプ), DECCAモノラル録音を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):C/U, 再補助マトリクス(9時):1/2B, カッティング担当者:イニシャルLのGeorge Bettyes(ジョージ・ベティーズ)を示す, 1950年代スタンパーによる1959年頃製造分, 金内溝レーベル存在する, 銀内溝/外溝レーベル存在する, これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクスが存在する, これより古い3時存在する, RIAAカーヴである(フラット盤はそうではない), ステレオ存在せず, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.UK, 再版, re issue
ジャケット:【英国での再版】---折返表コートペラ, 表記されたジャケット番号:LXT 2918, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:54(年号表記ないが当ジャケットではない・旧タイプあり), (P)(C)なし, 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:Robert Stace Ltd. London., 折返両面紙ペラタイプ存在する, ホタテ貝タイプも存在すると思われる, 再版(第3~4版), re issue
トピックス:1953年ロンドン・デッカ・スタジオでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1954年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2918(金内溝レーベル・フラット盤)にて初リリース, これは1959年頃製造の銀中溝レーベル・グルーヴガード厚手の再版が同じ頃製造の再版ジャケットに入るケースで初期盤, マルコムは翌1954年にバッハ・リサイタルを録音しているがスカルラッティはこの1枚のみである, DECCAで最初期にチェンバロ・ソロ録音を行っていたバロック系鍵盤楽器奏者である, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1953年ロンドン・デッカ・スタジオでモノラル録音されたジョージ・マルコムのスカルラッティのソナタ集。540曲以上あるスカルラッティのソナタ~16曲を選んで1枚のLPにまとめている。モノラル期は1枚のLPにまとめるのが当然であり、全曲録音などやる気があってもままならない時代であった。バッハ等に比べ当時はレコード会社も採算上当然の措置であった。この時期は曲名をL番号と調性で表記する習わしとなっていたが現在ではカークパトリック番号が用いられる。今回L: アレッサンドロ・ロンゴ(1906年)番号とKk: ラルフ・カークパトリック(1953年)の2種を併記した。他にもP: ジョルジオ・ペステッリ(1967年)、F: エミリア・ファディーニ(2021年)、CZ: カール・ツェルニー(1840年)らによる分類番号が存在し研究が進行している分野である。因みに全550曲の初の全曲録音はスコット・ロス(1951~1989)により1984年6月~1985年9月パリ近郊のダッサス城礼拝堂とフランス放送スタジオにおける録音でCDで初リリースされた。LP時代には全曲録音はない。鍵盤楽器奏者のジョージ・マルコム(1917- 1997)は英国ロンドンの出身。幼少期よりクラッパムのノートルダム修道院でピアノを習い、7歳で王立音楽大学のキャスリーン・マクウィティー及びハーバート・フライヤーに師事。また、王立音楽大学在学中には、ウィンブルドン大学やオックスフォード大学ベリオール校にも通学した。第二次世界大戦中は軍楽隊に所属しつつ、室内楽のピアノ奏者としての研鑚を積み、戦後はデニス・ブレインの管楽合奏団と共演して名を上げた。1947年から1959年までウェストミンスター大聖堂のオルガニスト兼聖歌隊の指揮者を歴任し、1962年から1966年までフィロムジカ・オヴ・ロンドンの芸術監督を務めた。1965年から1967年までBBCスコティッシュ管弦楽団の准指揮者を務めた。1965年にはCBEを叙勲。1977年ロンドンにて死去。DECCAレーベルで最初にチェンバロによるソロ録音を行ったバロック系鍵盤楽器奏者で、この録音の翌年1954年にはバッハの作品集も録音している。かなり早い時期からスカルラッティの音楽を紹介していたバロック系鍵盤楽器奏者である。スタイルは学研風ではなく、鑑賞にも耐える聴かせる演奏である。スカルラッティのソナタ集はこの1枚のみ。

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