商品コード:1235-052[Ducretet Thomson] H.シェルヘン指揮ウィーン国立歌劇場o. / ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」

[ 1235-052 ] L. Van Beethoven, Orchestre De L'Opéra De Vienne, Hermann Scherchen – Symphonie Héroïque En Mi Bémol Majeur


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商品コード: 1235-052

作品名:ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」
演奏者:H.シェルヘン指揮ウィーン国立歌劇場o.
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:LAG 1061
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---石像内溝, La Voix de Monde, 6時にMede in France, 9時にLicence Westminster, 3時にMicrosillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, フラット重量, (P)なし, Rights Society:DP, Price Code:Serie Artistique, Manufactured in Germanyの刻印あり, スタンパー/マトリクス:WG 1711 Ⅵ XR/WG 1712 X R-A F (ラウンド中文字スタンパー・Ducretet Thomson/DGGタイプ), Westminster/Ducretet Thomson製造を示すWG***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, DGGに委託製造したプレスらしい, 1950年代スタンパーによる1956年頃製造分, SELMERロゴ付きは存在せず, フランスでこれより古いレーベルは存在せず, フランスで最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, フランスプレスが存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, WESTMINSTER音源のDucretet Thomson製作DGGプレス, 工場:Hannover旧工場(Deutsche Grammophon Gesellschaft Pressing Plant Hannover・Werk I), フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---上開厚紙, 表記されたジャケット番号:LAG 1061, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴の最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:Imprimerie Keller. Paris, 上開タイプの最初期分, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1951年1月ウィーン国立歌劇場でのモノラル録音, 録音詳細不明, Westminster音源, 米国では1953年Westminster Recording Co., Inc.によりコピーライト登録・同年WESTMINSTER:WL 5216(赤/銀中溝レーベル・フラット盤・厚紙ジャケット入り)にて初リリース→1957年頃XWN 18315, フランスでは1956年頃Ducretet Thomson:LAG 1061(当装丁)にて初リリース, 当盤はなぜか独DGGへの委託製造を行った, タイミング的にフランスの工場で製造出来なったと思われる→1959年頃VÉGA:C 30 S 11, シェルヘンのベートーヴェン:交響曲全集は1951-1954年にウィーン国立歌劇場管弦楽団・(1/3/6/7/9番)とロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(2/4/5/8番)の2つのオケで行われた, 当番号は当社入荷3度目の希少タイトル!モノラル・オーディオファイルLP!, WESTMINSTER録音がフランスの音で聴ける最高のプレス, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:日本では意外なほど冷遇されているヘルマン・シェルヘンは、独・仏ではフルトヴェングラーと並び称される存在。ナチスを逃れ、スイスに亡命。WESTMINSTERの依頼で、このレーベルに'50年代初頭から多くの録音を行った。WESTMINSTERがメインに起用した指揮者である。しかし米国WLナンバーの音質では、彼の本領は理解されなかったことだろう。改めて欧州プレスのオリジナル盤で聴いてみると、フルトヴェングラーばりの熱気を持ちながらも、リズミカルでテンポがよく、有機的音楽観を持っていることがよく解かる。3番は1951年ウィーンでの録音で1953年にWESTMINSTER:WL 5216で初リリース。2/4/5/8番の4曲はロンドンで録音され、WESTMINSTERで表記されたPhilharmonic Symphony Orchestra Of Londonは全てロイヤルpo.である。ヘルマン・シェルヘンはWESTMINSTERにベートーヴェン交響曲全集録音を行ったが2/4/5/8番の4曲がロイヤルpoで1/3/6/7/9番の5曲がはウィーン国立歌劇場o.である。フランスでは3/7/9番の3曲がVEGA以前のDucretet Thomsonで初リリースされた。その後VÉGAからVAL 12(7枚組全集箱)で全曲発売された。また同時にバラ7枚でのリリースもある。WESTMINSTERとは異なるフランスの音質になっている。3番は初年度の早い時期の録音で早めのテンポでエネルギーが充満した見事な演奏といえる。フルトヴェングラーのようなの濃厚な気分は無く、トスカニーニに続くタイプのあっさりと勢いで展開する演奏である。リズミカルで有機的音楽観に基づいた演奏と言える。濃密な演奏を望まれる方にはシェルヘンは合わないだろう。

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