商品コード:1237-012[Harmonia Mundi] N.アーノンクール(vc) / バッハ:無伴奏Vc組曲5番B.1011, 無伴奏Vc組曲6番B.1012
商品コード: 1237-012
商品詳細:国際的に評価が上がり高額になってしまった。世界中にファンが居て、入手は難しくなるだろう。演奏はダイナミックで、音は広帯域でオーディオ的な鳴り方をするので、良いオーディオで大音量で鳴らせば、凄いプレゼンスを得られるだろう。通常聴くには、トーンコントロールで高域を下げるかモノラルポジションにすると自然なVcの音になる。ピリオド奏法による無伴奏を世界のスタンダードに高めた記念碑的録音。スケール雄大にして古楽器の魅力が満載!尚、録音年に関してはハッキリしない。1965年録音説があるが、それにはあまりに合理性が欠けている。米国録音であることは間違いないだろう。 Musical Heritage Society : OR B-272/3/4が最初に発売されたLPであることは間違いない。そのリブレットで(P)1965になっているからと言ってそれを1965年録音とするのは無理がある。OR B-272/3/4は1960年代のプレスではない。(P) はライナーノーツが書かれた年を意味するケースも多いからであり、演奏史の観点からもこのような古楽器を用いたピリオド奏法はまだ始まっていない。もしアーノンクールが1965年にこれを録音していたなら世界中を揺るがす大事件にならねばおかしい。欧州でのリリースが遅れたとはいえ、1960年代はあり得ないのである。また独RCAにアンナー・ビルスマのバロックチェロによる全曲録音が1979年4月、5月に発売されている。この録音にはバロックチェロによる初録音とは謡われておらず、ビルスマよりアーノンクールが先であることは事実だろう。すなわちアーノンクールの録音は1970年代前期から1977年頃までの間とするのが妥当と思われる。米国録音とはいえ何故ここまで情報がないのかが不思議である。1977年全曲箱とは別に5/6番の2曲のみ何故か単売された。レコード番号は箱入り3枚組の3枚目と同じ番号でプレスも全く同じである。1/2番、3/4番等の単売は存在しない。
アーノンクールの在庫一覧へ